宇宙ワークショップ

久しぶりに宇宙ワークショップのお手伝い。

今日は手作りの八木アンテナで衛星の電波を受信しました!
日本列島に秋雨前線がかかっているのがよくわかりますね(^^)

さて、ここで問題。
人工衛星が落ちてこないのは、どうして??(間違えてもチコちゃんに叱られませんw)

答えは、スピード(遠心力)と地球の引力が釣り合っているから〜!
人工衛星は、秒速約8kmで進んでいますが、その間に重力で5mほど落ちています(人工衛星は実はずっと落ち続けているのです!)
ところが、地球は丸いので、8km先の地面は5mほど下がっている…人工衛星が引力で地面に落ちていっても、その分地面も下がっているので、落ちようとしても落ちないうちに地球を一周しているんだって!
ちなみに、秒速11.2kmを超えると引力を離れて地球からどんどん離れていってしまうそう。
宇宙には不思議がいっぱいです♪

秋の赤城山

ぶらり、赤城山の旅。

覚満淵も大沼もキレイ!静かで癒されます^_^
登録有形文化財に指定された旧赤城山鋼索鉄道赤城山頂駅駅舎及びプラットホームも是非ご覧ください♪
9月15日から11月30日までは赤城山サイクルフェスタが開催されます。
9月30日には赤城山ヒルクライムもありますよ〜!


 

県外調査③日目

八戸のホテルもかなり揺れて、夜中に飛び起きました。北海道を震源とする地震で被災された方々にお見舞いを申し上げると共に、一刻も早い復旧を祈っています。

最終日は、八戸市立西白山台小学校にお邪魔しました。八戸市では初の試みである県産材を大規模に使用した建築物で、木の香りが心地よい。五感で木の良さを感じることができ、暖かみのある学校を大切に使っていこうという気持ちも自然に育むことができる、子供たちにとって素晴らしい教育環境となっています。

こちらの学校では使用木材の9割を県産材で調達しており、公共発注の一年以上前から木材確保の準備をしたとのこと。
将来的には学校機能としてだけではなくて(人口減少で子どもが減った場合にも)地域活動の拠点として使用できるように設計されています。
そういえば、以前調査をした長野県川上村の中学校も地元の木材を使用した素晴らしい木造校舎でしたが、講堂などは村民が利用できるような位置付けになっていました!これからの公共建築物に必要な視点ですね。

秋田県の県産材利用促進条例の取り組み(民間住宅に県産材を使用した場合のポイント制度)や、青森県の県産材を利用した家づくりにこだわり「あおもり産木造住宅コンテスト」で最優秀賞を受賞している(株)大山健工の取り組み(人材育成はもちろん、青森県の木材を持って行って全国で素晴らしい木造建築を手がけています)など、各分野の木材利用について群馬県にない視点を学ばせていただきました。

しっかり持ち帰って群馬県の県産材利用促進条例の制定に活かします!

 

 

(株)大山建工さん

 

 

 

県外調査②日目

あきた北央農業協同組合加工部にて、秋田県を代表する特産品である比内地鶏のブランドの維持や販路拡大、消費拡大の取り組みについて伺いました。
名古屋コーチン、薩摩地鶏と並ぶ日本三大美味鶏の比内地鶏ですが、昭和48年から約30年かけて認知度を高めていったとのこと。
平成20年には78万羽まで生産を伸ばしたものの、偽装表示事件によるイメージダウンや、過剰在庫による価格低下などにより、51万羽まで減少。
現在、徹底した立て直しを図っているそうです。
比内地鶏の認証制度の導入(1㎡あたり5羽以下、150日以上の長期飼育、28日以降の飼育は放し飼い)のほか、マーケティング調査に基づく戦略(認知度は高いが消費が中高年層のリピーターに偏っている→首都圏の若い富裕層をターゲットにした料理教室や大型量販店と連携した家庭で再現しやすい料理方法の普及)、疲労回復や運動能力向上に効果があると言われる比内地鶏のストロングポイントを活用したスポーツチームと連携したPRなどにより、ブランドの信頼性が徐々に回復。
販路拡大の取り組みにより、H29には需要に供給が追いつかないという状況になっており、生産拡大と生産者の高齢化対策が目下の課題とのこと。

圧倒的な知名度を持っている比内地鶏ですが、過去の教訓を活かした付加価値の高い比内地鶏のブランド改革、県と農協と民間が一体となった取り組みは素晴らしいです。

県外調査①日目

今日から3日間、県産品需要拡大特別委員会の県外調査で秋田と青森にお邪魔します。

秋田杉が有名な秋田県は、県産木利用の先進県。
県産木利用促進条例の制定や取り組みについて伺いました。

群馬県では、木造の大型建築の設計ができる人材が少なかったり、県産木を使うとコルト高になるという理由で、公共建築物・民間建築物における県産木材の利用が中々すすんでいませんが、さすが秋田!利用の仕方が徹底しています。

県の公共建築物は、原則木造、木造ができない場合には内装の木質化、それもできないという場合には、なぜできないかの理由を付して説明しなければ予算がとれないとのこと。

民間住宅においても、戸建ての木造住宅がもともと多いので、どうせ使うなら県産材をという県民の皆さんの意識も高いようです。(それを促すポイントも実施しています。)

他にも、ウッドファースト県民運動の推進(体験イベント等の開催)、県産材利用の顕著な団体・個人の表彰、木造施設の優良事例をWeb上で紹介、木育の推進、木材加工企業に対する支援、人材育成や技術アドバイザーの設置、学生を対象にした設計コンペの開催など、様々な取り組みが行われています。

素材生産量も群馬の約3倍。東北の力は偉大です。