福島にて。

小川あきら です。

福島二日目の朝は、雪。

慣れない雪道を慎重に踏みしめながら…

全国青年都道府県議会議員の会、本日の研修は、福島県立医大にて、

県民健康調査と「ふくしま国際医療科学センター」の基本構想について調査。

震災降、被災患者の受入れや、被爆医療施設としての役割を果たすとともに、

全県民を対象とする健康管理調査を行うなど、

県民医療の中核としての役割を果たしてきた県立医大。

復興に向けた医療拠点を目指し、約300億をかけて施設整備をする

「ふくしま国際医療科学センター」は、

県民健康管理調査の着実な実施や、最先端の医療設備と治療体制の構築、

世界に貢献する医療人の育成等、復興の姿を世界に発信する役割を担うことになります。

稼動予定は平成28年度。今後の福島の歩みは世界が注目しています。

また、国内ではここにしか設置されていないPET-MRIも拝見させていただきました。

今まで別々に行っていたPETとMRIを一度に行うことで、

少しでも医療被爆量を減らせることができます。

こちらは、まもなく運用が始まるそうです。

全国若手都道府県議会議員の会

小川あきら です。

今日は、全国青年都道府県議会議員の会の総会及び研修会に参加するため、

福島県にやってきました。

この会は、40歳までに初当選した都道県議会議員の集まりで、

党派を超えて、地域を超えての政策研鑽や情報交換等を目的とした団体です。

研修では、福島大学副学長の清水修二教授より、

「チェルノブイリ事故から福島へ 原発事故からの復興」と題して講演していただきました。

チェルノブイリの事故では、放射性の被害の9割は内部被曝だったそうです。

内部被曝をなくすためには、食べ物や飲み物に注意することと、

内部被曝量をチェックすることが非常に重要となります。

福島でも、住民の皆さんは、警戒心をもって食べ物・飲み物に気をつけていますが、

ホールボディカウンタの検査で、高い放射線量が測定された方は、

野生の植物などを食していたという例があったそうです。

安全基準やルールを作るのは政府ですが、それを守るのはあくまで住民。

一人一人の意識も大切です。

また、チェルノブイリでは、①被災住民は原則移住、帰還を考えていない、

②土地・家屋・仕事は政府が提供、③賠償・保障は現物給付であるのに対して、

日本では、①被災住民は「避難」しているのであって、帰還を想定していること、

②不動産は私有財産、仕事も自力で探し、③賠償・保障は現金支給であることから、

福島の復興に関しては、「帰還」という大きな課題が残っているとおっしゃっていました。

そのため、復興に向けては、

1.移住・帰還のいずれを選ぶかの選択権を住民に保証すること

2.旧居住地に戻ることにこだわらないこと、効率的なコスト分配を行うこと

3.土地利用の再編成とインフラの再構築

(町民の土地所有権を集中管理・再分配すること、社会インフラの集約をすること)

4.除染に関しては、復興財源を捻出するため効率化すること

5.現状で「移住」を選択する住民には、「未来町民」として将来いつでも戻ってこれるように処遇するとともに、現状で「避難」を選択する住民には、各地に「きずな職員」を配置し、避難先でもサービスを受けれるように支援すること

が必要だと提言していました。

また、スイスでは、原子力防災として、自宅のTVで放射線モニタリングを確認できるようになっており、

希望者にはヨウ素剤を配布したり、各戸に地下シャルターの設置が義務付けられているそうです。

原子力については、防災と核廃棄物の処分という二つの課題がクリアできない限り、

やはり安全・安心を確保することはできないのだと感じました。

 

 

 

京都にて。

小川あきら です。

土日で京都に行ってきました。

毎年1月に開催されている日本青年会議所の京都会議に初めて参加。

今年は、JC議連(地方版)が発足するということで、

私も発足式に参加させていただきました。

地方の首長や地方議員がネットワークを作っていこうというもので、

全国約700箇所の地域で活動している青年会議所だからこそできる貴重なネットワークです。

東日本大震災では、都道府県を超えて支援活動を行った各地の青年会議所。

震災廃棄物の受け入れについても、全国的にアンケートなどを実施しました。

市町村や、都道府県を超えたつながりが求められる時代になりました。

全く観光の要素がなかったので、京都らしい写真は、駅と京都タワーだけ★

 

危機管理フェア

小川あきら です。

県庁にて開催されている危機管理フェアにお邪魔してきました。

災害やテロなどが起こった場合に備えて、

対処方法などを県民の皆様に正しく理解していただき、

防災に対する危機意識を日頃から持ってもらうことを目的として、

毎年この時期に開催している危機管理フェア。

展示ブースでは、自主防災組織の活動例のパネル展示や、

災害ボランティアぐんまの災害支援写真展示、

群馬県警の各種装備資機材等の展示の他、

赤十字や消防隊、自衛隊などのブースが出されていました。

これは、地中の音響を探知して、瓦礫の下敷きになっている不明者を探し当てる機械。

群馬県に一台しかなく、幸いにも、群馬県内で使用したことはないそうです。

また、備蓄食糧や防災用品等の展示販売も。

明日は、屋外にて、災害用特殊車両の展示や自衛隊による炊き出しの無料配布、

地震体験車、自然災害体験車などの体験などができるそうです。

是非この機会に、家庭の防災についてもう一度考えてみてください!

 

ちょい得シニアパスポート

小川あきら です。

今日から、「ぐんまちょい得シニアパスポート」の配布が始まりました!

協賛店において提示することで、割引などの優遇措置を受けられるパスポートです。

このパスポートをもって、どんどん外出していただき、

地域との交流や健康維持につなげていただければと思います。

また、パスポート裏面に緊急連絡先やかかりつけ医等の記載欄を設けているので、

緊急時の連絡用カードとしても活用できます。

県内在住の65歳以上の方は、各市役所及び町村役場高齢福祉担当窓口で

パスポートをゲットしてくださいね★