2012年度・県予算への提言

小川あきら です。

今日は、来年度予算編成にあたり、「リベラル群馬」としての

最重要課題を4項目17要望に絞り込んだ提言を知事に提出しました。

雇用対策、震災対応、新エネルギー、農業政策、DV被害者支援、

どれも大切な課題です。

しかも、かなり絞り込んだ最重要課題となっておりますので、

ぜひとも来年度予算に反映させていただきたいと思います。

主な内容な以下のとおり。

Ⅰ 県独自の経済活性化及び雇用対策への提言

  ・ジョブカフェぐんまの機能強化

   ・今年度で終了する「ふるさと雇用再生基金」事業のフォロー

Ⅱ 大規模災害対応、放射能汚染対策への提言

  ・子どもへ健康調査の実施

   ・東日本大震災を踏まえた地域防災計画の早期確立

   ・東電福島第一原発の事故に起因する放射能被害・風評被害関する損害賠償支援

Ⅲ 新エネルギー推進に向けての提言

 ・ 新エネルギー関連企業の立地目標やEV、蓄電池の導入目標など、

   新産業創出・育成を目指した目標を打ち出すこと。

 Ⅳ その他重要課題に対する要望事項

 ・ 農山村の6次産業化の推進

 ・  介護職員処遇改善や子宮頸がんワクチン接種など事業について、

   国の責任において実施するよう強く国に働きかけること。

 ・ 精神障がい、身体障がい、知的障がいの本人・家族に対する医療・福祉施策の充実

 ・DV相談支援体制の強化

JA前橋 農業まつり

小川あきら です。

今日は、良いお天気になりました★

JA前橋の農業まつりにお邪魔してきました。

TPP交渉参加に向けた事前協議への参加表明を受けて

農家の皆さんの不安も大きくなっていると思います。

世界人口70億人を超えて、世界的にみると食糧危機という現状の中、

日本においても、今後は食料自給率を高めていくことが必要だと思います。

私の実家も農家ですが、農業に携わっている人だけの問題ではなくて、

消費者を含めた国民全体の問題として、今後の農業のあり方を考えるときです。

たくさんの人で賑わっていた農業まつり。

食の安全が叫ばれていますが、

安全でおいしい食物を生産する喜び、それを食べる喜び、

食を通じてみんなが笑顔になれるといいですね★

  

  

農業まつりの後は、ぐんま学園の文化祭と写遊アカギ写真展に寄らせていただきました。

写真展では、コスモスの写真がとても素敵でした★

親子の絆 古賀稔彦さんの講演

小川あきら です。

昨日は、前橋青年会議所の講師例会に参加しました。

講師は、平成の三四郎と呼ばれた柔道のオリンピックメダリスト・古賀稔彦さん。

「親子の絆」というテーマでお話していただきましたが、

今の世の中でどういう風に子供たちに成長してもらいたいか、

人間力を養うことが大切だというとても意義深いお話でした。

イチロー選手や谷亮子選手など、スポーツの世界で「天才」と呼ばれる人たちに共通することは、

彼らの中にあるチャレンジする強い意志(欲・努力)と

それをを支えてくれている周囲の人たちに対する感謝の気持ちをもっていること。

まず、柔道で世界一になるためには、世界一になるという強い意志と、

それに見合った努力(世界で一番努力すること)が必要です。

会場には、たくさんの柔道少年が古賀さんのお話を聞きに来ていましたが、

「一番になりたい人」という問いに対しては、みんなが手を挙げるものの、

「一番努力できるか」という問いになると、なかなか手が上がりません。

思いを実行できる強い意志というものを持つことが大切なんだと

子供たちにもわかるように話してくれました。

そして、人は、自分のためには、どんなに頑張っても100%の力しかでませんが、

しかし、人を背負うと(誰かのためには)、100%以上の力が出すことができる。

多くの人に支えられているという自覚と感謝の気持ちを持った人間は

100%以上の力を出すことができる。

挫折を経験してから世界の頂点に立った人間だからこそ話せる貴重なお話でした。

女性相談センターの移転について。

小川あきら です。

昨日、群馬県女性相談センターの移転新築に関して、

群馬弁護士会の会長声明が出されました。

内容は、「女性センターの移転計画を速やかに凍結し、

移転の合理性を県民に明らかにしない場合は計画を撤回べき」というもの。

群馬県女性相談センターの移転・新築に反対する会長声明

先日の一般質問でも取り上げさせていただきましたが、

県は、移転の理由について、「相談者の安全強化のため」と説明していました。

しかし、個人的には、移転が相談者の安全強化につながるとは思えません。

女性相談センターは、現在、男女共同参画センター内にあり、

建物には相談者以外の出入りも多いため、

相談者であるかどうかがわからないようになっています。

しかし、これが相談専用の建物がつくられるとなると、

そこを利用するのは相談者に限られてしまうため、

相談者の心理としては、逆に足が運びにくくなってしまいます。

そのほか、現在の相談センターは、周囲に県庁や裁判所、県警本部などがあり、

DVの被害者を支援するうえで利便性や安全性が高く、

また、男女共同参画センターと一体となって、総合的な支援ができるという

メリットがあります。

県当局の説明を聞いても、上記のメリット以上の移転の必要性が感じられません…。

移転新築の決定には、DVの支援という視点が十分に議論されていなかったのでは、

とさえ思えてしまいます。

仮に移転するにしても、その後の相談体制や相談センターの周知の方法についてなど、

関係団体としっかりと協議していく必要があります。

「自分らしく生きるための新・パートナーシップ時代へ」

小川あきら です。

本日は、前橋市とNPO法人Cosmos共催のNPO法人創立記念基調講演会に行ってきました。

先日、偶然チラシを見かけてからずっと気になっていた講演会です。

講師は、前橋国際大学地域共生研究センターの前田由美子さんと、

(有)ペイ・フォワードの川田英利さん。

家庭の問題から経済のお話まで、充実した内容で、すごく良い講演会でした。

このNPO法人Cosmosさんは、女性が社会にのなかで、楽しく生き生きと活躍する場をつくり出し、

健やかで明るい地域社会を目指して設立されたNPO法人だそうです。

理事長も素敵な女性の方で、社会で頑張る女性を支援していきたいとのことでした。

また、Cosmosさんは、まえばしシティFMから制作委託を受け、

番組制作もしているそうですが、そのFM番組のコーナーを担当している

佐藤さんのご挨拶が(この方は男性ですが)、また素敵なご挨拶でした。

全部のメモは取れなかったので、要旨をご紹介。

「男女共同参画は、今、バックラッシュの嵐の中にいる。

時計を逆回ししたがっている人たちがいる。

平塚らいてうが『元始、女性は太陽であった』と書いて、

『青鞜』を創刊したのが1911年、ちょうど100年前だった。

らいてうが主張したのは、女性の自立と家制度の否定、

そして、男女の対等で自由な恋愛だった。

 こういうらいてうを『素敵』という人もたくさんいるが、

『女のくせに。可愛くない』という人もたくさんいる。

100年たって、この前橋のまちでNPO法人Cosmosが誕生した。

らいてうの時代からはずいぶん時代は変わったが、

新しい時代を拓くために、できることを、少しでもやって行こう。

女性が、自分らしく生きることが、

このまちを良くすることにきっと役立つとCosmosは考えています。」