【障害者の文化芸術活動の推進】

一般質問のテーマから【障害者の文化芸術活動の推進】について

2018年6月に「障がい者による文化芸術活動の推進に関する法律」が施行されました。
この法律は、障がいのある人が文化芸術(音楽、映画、絵など)を鑑賞したり創造したりするための環境整備などを目的としています。
現在、障がい者の文化芸術活動を推進するための支援推進拠点である【障がい者芸術文化活動支援センター】の設置が全国で進められており、2021年度末の段階で既に37都府県に設置されていますが、群馬県ではいまだ設置されず…。

そこで、支援センター設置に向けた検討状況や文化芸術活動が経済的自立に繋がるような取り組みについて質問しました。

健康福祉部長の答弁では、今年度は関係者のネットワークづくりや情報収集、相談支援などを行うモデル事業を実施する予定で、その事業者を公募型プレゼンテーションにより募集するとのこと。具体的な支援センターの設置は今年度のモデル事業の結果を見て検討するということで、明確な時期については答えていただけませんでした。

が、その後、知事から【障がい者芸術文化活動支援センター】の早期の設置に向けてしっかり取組みたいという力強い答弁をいただけたので、遅くとも来年4月には設置できるように引き続き課題等を検討していきたいと思います。

また、静岡県では、県が障害のある人の作品を有償で借り受けて県庁の各フロアに飾り障害者の文化芸術活動を広く周知する「県庁障害者アート空間化」という取り組みや、障害のある人の作品を企業等へ貸し付け、静岡県内まちじゅういたるところで障害のある人の作品を目にすることができる「まちじゅうアート事業」という素晴らしい事業を行っています。是非、群馬県でも障害者の芸術文化活動を応援する仕組みを作っていきたいですね!

▼障害者芸術文化活動普及支援事業連携事務局
https://arts.mhlw.go.jp/center/

▼群馬県議会インターネット中継(録画)
障害者の芸術文化活動の推進について
http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=6614
障害者福祉についての知事の思い
http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=6615

【ぐんま・ほほえみネット】

昨年9月から始まった【ぐんま・ほほえみネット】

非正規労働の影響や子育ての不安、孤独感の増加など長引くコロナ禍で様々な不安を抱える女性を支援するための相談事業です。相談窓口を設置した昨年9月~3月までの間に799件の相談が寄せられました。

【ぐんま・ほほえみネット】 ではNPOなど民間団体に委託して、電話相談、SNS相談に加えアウトリーチなど行政では手が届きにくい支援を実施しています。悩みが不安がある方は、まずはお電話を。
▼ぐんま・ほほえみネットサイト
https://gunma-hohoemi.net/

▼群馬県議会インターネット中継-録画配信
コロナ禍での女性支援について
http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=6618

【味方になりきるコミュニケーション講座】

昨日は高崎市内の中学校で開催された【味方になりきるコミュニケーション講座】で講師デビュー!

ゲートキーパー講座を受けたことは何度もあるけど、自分が講師をするとなると、子どもたちに伝わる言葉のチョイスとか、タイムスケジュールの管理とか、わからないことだらけで、事前に何度もプレゼン練習(;´Д`A
練習にお付き合いいただいた講師チームの皆さま、ありがとうございました♪

おかげさまで本番は生徒たちと手のワークやグループワークをしながら、思い通りにならない時の気持ちや元気がない友達にどんな声をかけたらいいのかを一緒に考えることができました^ ^

元気がないときに言われると嬉しい言葉や悲しい言葉など生徒たちの率直な意見には、大人の方がはっとさせられることも多く、一人ひとり考え方や感じ方が違うんだということをみんなで共有できたと思います。

(初めてなので、まだ「教える」というよりも、生徒の意見を聴きながら一緒に考えて、なんとか最後まで辿り着いた感じです…💦)

まとめの時間では、授業を受ける前と受けた後でどんな変化があったのか、友達にどんな言葉をかけてあげたいか、一人ひとりが真剣に考えてくれて、温かいメッセージをたくさん発表してくれました。

担任の先生からは、大人はつい「できるよ!頑張れ!」って言ってしまうので本当に良い勉強になりましたという感想をいただきました。

何とか乗り切ったデビュー戦。時間配分など反省点を改善して、次回の講座に向けてさらにレベルアップしたいと思います^ ^

【ゲートキーパーとは】
自殺のリスクにつながるような悩みに気づき、声をかけ、話を聴き、支援につなげ、見守る人のことを言います。
様々な悩みや困難を抱える人に対して、早期の「気づき」に対応できるように幅広い分野でゲートキーパーが養成されることが重要です。

群馬県では現在、保健師など専門人材を対象としたゲートキーパー講師の養成講座を行なっていますが、若者や女性の自殺対策として学校や企業内でのゲートキーパー講座の開催も必要では?と提案をしているところ。

▼議会中継(録画)令和3年第2回定例会
コロナ禍における自殺対策について
http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=6133

提案するだけでなく、まずは自分にできることから!と思い立ち、今年度から民間NPOの講師としての活動にチャレンジしています^ ^

【強度行動障害】について

一般質問のテーマから【強度行動障害】について

【強度行動障害】とは、自分の体をたたいたり、食べられないものを口に入れる、危険につながる飛び出しなど、本人の健康を損ねる行動、他人をたたいたり、物を壊す、大泣きが何時間も続くなど、周囲の人の暮らしに影響を及ぼす行動が著しく高い頻度で起こるため、継続的に特別に配慮された支援が必要とされている状態のことをいいます。

家庭での養育が困難なので施設の利用や入所を希望する当事者やご家族が多い一方で、行動の激しさや常に見守りが必要とされることから、この強度行動障害がある人に対応できる施設が限られており、なかなか施設に入所できないという現状があります。
群馬県が昨年実施した調査では、施設入所を希望する障害者(待機者)504人のうち強度行動障害の症状があるとされる人が273人いることがわかりました。

待機者が一刻も早く適切な環境で支援を受けられるように、民間事業者の受け入れ態勢の整備(人材育成、マッチング支援、ハード面の環境整備)にスピード感をもって取り組む必要があります。

また他県では強度行動障害の人を受け入れる県立の施設やグループホームを設置しているところもあるので、県で施設を整備することも視野にいれた取り組みを要望しました。

子育て・障害者に関する特別委員会の中でも引き続き議論していきます!

▼質問の様子はこちらから
群馬県議会インターネット中継(録画)
http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=6613

6月1日は【牛乳の日】、6月は【牛乳月間】です!

6月1日は【牛乳の日】、6月は【牛乳月間】です!

新型コロナウイルスの影響で学校給食や外食での需要が減るなど牛乳の消費が落ち込んだ上に、円安やウクライナ情勢などの影響でエサや原材料費が高騰し、酪農家の皆さんも大変な状況におかれています。

美味しい牛乳が飲めるのは、生産してくれる酪農家の皆さんがいて、配達してくれる業者さんがいて、たくさんの人が関わってくれているからこそ。

消費者にできることは、牛乳や乳製品を毎日美味しくいただくことですね^ ^

みんなで牛乳を飲みましょう♪