食で群馬を元気にするツアー

小川あきら です。

今日は、食で群馬を元気にする素敵なツアーにご一緒させていただきました。

もともと食べることが好きな性分ですが、

最近、医療先進県ぐんまという言葉の意味を考えるときに、

健康づくり(生涯スポーツの振興)や、食べることとミックスして

取り組む必要があるな、と強く感じています。

食べることは、生きること。

気の置けない友だちと一緒に、美味しいものを食べる。

健康でいられて、人とのつながりがある。

幸せというのは、そういう事なんだと思います。

ということで、

前橋の『とんとん広場』さんでウインナー作り体験

全国一のお豆腐やさん『相模屋』さんを訪問してきました。

『とんとん広場』さんは、赤城山の麓にあるレストラン。

林牧場の美味しい『福豚』が食べられます。

単に美味しいものを提供するだけではなく、

食物のありがたさを学習する食育体験や収穫体験、

命を頂くことのありがたさを感じるミニ豚広場、

食べることの楽しさを体験するウインナー体験教室など、

『手づくりのやさしさ』と『食べる楽しさ』を知ってもらい、

私たちの食文化を高める取り組みをしています。

それでは、ウインナー作り、スタートです★

①手順の説明を受けた後、

②まずは、とにかくこねる!

③注射器のような機械で、腸の中に詰めていきます。

結構難しい…!

④適当な大きさにねじって完成!

詰めすぎると、この作業のとき腸が破れるので、詰めすぎ注意です。

お昼は手作りウインナーとトンカツです。

売店も併設されています。

とんとん広場でお腹いっぱいになった後は、相模屋食料さんへ。

気がつけば口にしているお豆腐は、美味しくて、栄養価が高いだけでなく、

日本人の食生活において、欠かせない『食卓の名わき役』

相模屋さんは、お豆腐マーケットの中で、2008年度から全国一の企業となり、

唯一売上高100億円を超えている企業です。

CMやザク豆腐などでも有名ですが、

私はおすすめは、『絹厚揚げ』

なんとも言えない食感が大好きです★

群馬県に全国一の企業があるというのは、本当に誇らしいこと。

今日は、会長さんもお見えになっていたので、

全国一になる上で、群馬の優位性はありましたか??と質問させていただきました。

会長の回答は、地の利と水。

県でも、高速道路交通網の充実と自然災害の少ない立地環境を売りに、

企業誘致を図っているところですが、

実際に成功している企業さんからそのようなお話が聞けると、自信につながりますね!

また、ザク豆腐をはじめ伝統のお豆腐に新しい一面を次々生み出している社長さんの

「伝統は革新の連続である」というメッセージにも大変感激しました。

時代はどんどん変化している。変わらないためには変わらなければならない。

どんな業界でも、様々な可能性にチャレンジし続けることが大切ですね★

最後に立ち寄ったのは、やはり県庁&県議会です。

 

金井東裏遺跡『甲を着た古墳人』

小川あきら です。

今日は、会派の皆さんで、渋川の埋蔵文化財調査事業団を訪問。

先日発見された金井東裏遺跡の『甲を着た古墳人』の調査です。

甲を着た人骨が発見されるのは全国で初めてということで、

3月3日からの一般公開では、毎日1000人を超える人が見学に訪れており、

その関心の高さが伺えます。

この古墳人は、6世紀初頭の榛名山の噴火の際に、火山灰に埋もれた人骨とみられ、

火山灰にパックされていたために、甲や人骨が良い状態で保存されていて、

全国的にも貴重な発見となったとのこと。

四つん這いのような状態でうつ伏せになった形まではっきりとわかります。

今後の研究に期待が高まります!

平日なのに、すごい行列。

指の形まで見て取れます。

大腿骨の形などはっきりとわかります。

さて、この埋蔵文化財調査事業団の事務所には、

発掘情報館という施設も併設されていて、貴重な文化財がたくさん展示されています。

この展示数も、全国トップクラスとのこと。

じっくり見るには何日もかかりそうです…。

資料展示室には、調査事業ごと(関越、北関東、やんばなど)に、

文化財がわかりやすく展示されています。

その中でも私のオススメは、なんといってもハート型土偶。

ハートの形の女性像。縄文時代から受け継がれる感覚に、人類の神秘を感じます。

国の重要文化財です。

北関東自動車道関係の発掘調査。

やんばダム関係の発掘調査。

吉井町・神保古墳群

縄文土器。重要文化財です。

収蔵展示室には、時代ごとに土器が展示されています。

時代ごとの変化が一目瞭然。

縄文土器

縄文土器の文様には「土器の中の食べ物がいつまでもなくならないでいてほしい」

という人々の祈りが込められているそうです。

弥生土器

弥生時代になると、農業が始まり縄文に比べると安定した食料が手に入ったためか、

土器の表面から人々の祈りを意味する文様はなくなっています。

奈良時代

土器の形や大きさが、用途によって様々に変化している様子が伺えます。

また、赤色で軟質な土師器と灰色で硬質な須恵器が見られるようになりました。

ぜひ、皆さんもお時間のあるときに、お立ち寄りください★

 

 

ひなまつり

小川あきら です。

ひな祭りの弁天わっせにお邪魔してきました!

風が強いせいか、今日はお店も人も少ない気がします…。

そのおかげで(?)、ゆっくりと古本屋さんを眺めることができました。

みやま文庫特集。

どれも気になる本ばかりです!

欲しい本はたくさんあるけど、値が張るので、

今日は、ずっと欲しかった『小栗上野介』と、

表紙に惹かれた『近代群馬の女性たち』を購入。

14日からは、県庁にて、古本まつりが開催されます★

 

 

 

常任委員会

小川あきら です。

今日は、文教警察常任委員会の24年度分の審査が行われました。

私の方からは、特別支援教育について、何点か質問させていただきました。

まず、特別支援学校の県立移管について、

協議が整った伊勢崎と館林の2校について、移管の条件の確認と、

残りの4校についての進捗状況について。

伊勢崎は、土地・建物の無償譲渡、

館林は、建物の無償譲渡、土地は無償貸与、

そして、現にある財産取得上の債務は各市の責任で処理することとなっています。

残り4校については、主として、

それぞれの市が抱える債務の負担方法などがネックになっており、

合意に達するまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

前橋市を含む各市からは、以前より、

債務を県で負担してほしいという要望が出されていますが、

県としてはそれも難しいという立場であり、

なかなか歩み寄りができないでいます。

また、特別支援教育推進計画について、

寄せられたパブリックコメントにどのようなものがあったかを確認させていただきました。

件数としては、700件以上という多数の意見が寄せられ、

そのうちの多くは、視覚障がいと肢体障がいの併置をやめてほしい、

盲学校の名前を変更しないでもらいたい、

というものでした。

これは、県立盲学校の先生や、保護者、OB、関係団体などから寄せられたものです。

本来であれば、計画(案)を作成するときに、

一番に話を聞かなければならない現場の方々から、

このようなパブコメがあがってくるということは、

計画作成の手続きに大きな不備があったと言わざるを得ません。

今回は、パブコメを元に、計画の文言等を修正するということになりましたが、

今後、県で様々な計画を策定する際には、

必ず現場の声をしっかりと聞く仕組みを作っていただきたいと思います。