小川あきら です。
全国青年都道府県議会議員の会、2日目の研修テーマは『想定を超える災害にどう備えるか』 群馬大学理工学研究院、片田教授の講演です。
東日本大震災の被災地、釜石市において、小中学校の児童生徒2926人のうち、学校を休んでいたり引き渡しをした5名をのぞき、全員が自主的に非難して津波から逃れたとして片田先生の防災教育は「釜石の軌跡」と評されています。
子供の防災教育においては、単に災いを教えるのではなく、自分の住む地域に誇りを持ち、海からの恵みをたくさんもらい、いざというその日にはしっかりと自主的に避難できるように日ごろから家族と災害への対応について話をするなど、自分で考えて行動できる教育の重要性を説明したいただきました。
震災以降、各地で災害想定に基づいて防災対策を行っていますが、片田先生いわく、想定は単なる数字にすぎない、自分の命は自分で守る(自主的非難)、国土強靭化も大事だが国民強靭化もセットで行うべき、とのこと。
本当に大切な気づきをたくさんいただきました。
各地に持ち帰り、それぞれの地域で防災教育に活かしていきたいと思います。
ちなみに、今回の全国大会では群馬県を最大限PRするために、いろいろな方にご協力いただきました。ハラダのラスクやスバルサブレ、スバルのミニカーなどのお土産に加え、一番人気だったのは、ぐんまのブランドイチゴ「やよいひめ」を使用したイチゴ大福。
地道なPRですが、喜んでいただけました(*^_^*)