【長岡知】展

ノイエス朝日さんで開催されている【長岡知】展にお邪魔しました!(甘楽町の作家さんです)

蜜蝋や和紙、糸、ワイヤー、写真、フェルトなど様々な素材を組み合わせた絵画やオブジェは、質感、色合い、世界観など、いろんな角度から楽しめます^ ^

眺めているとワクワクするような、ふふっと笑いが溢れるような作品ばかり。

9月4日まで開催しているので、是非覗いてみてくださいね♪
https://www.neues-asahi.jp/exhi/exhi220827

【黄光男さん講演会】

【黄光男さん講演会】@群馬会館に参加。

ハンセン病患者の家族として差別反対を訴える在日コリアン2世の黄光男さん。

国の誤った政策によってハンセン病患者とその家族が壮絶な体験を強いられてきたことは絶対に許されないこと。そして、その被害をつくりだしてきた社会の側(市民一人ひとり)にも、見て見ぬ振りをしてきた責任があるのではないか。

黄さんのお話を聞いて、改めて差別や偏見がどうして生まれるのかを考えさせられました。

ハンセン病の他にもジェンダー差別や障害者差別、国籍差別、労働者の差別など私たちの周りにはさまざまな人権問題が存在しています。

差別は個人の問題ではなく、社会構造の問題。偏見差別が出現する社会構造をを根絶するには、社会や組織の文化を抜本的に変える必要があります。

受け止める、受け入れられる差別なんてないこと
→だから差別は絶対ダメ
誰もが無意識の差別意識(バイアス)を持っていて、被害者にも加害者にもなる可能性がある
→だから自分自身の中にある差別意識に気づき、無関心にならずに、一人ひとりが問題に向き合うことが大切なんだ!
ということを多くの人に伝えていきたいですね。

おかしいことはおかしいといえる勇気を持って、差別に対して怒りを感じて行動ができる人間が1人でも増えるように。

「みえなくなったちょうこくか」

「みえなくなったちょうこくか」

【本の家2】では8月31日まで「みえなくなったちょうこくか」の出版記念展を開催しています。三輪途道さんの作品も展示されているので是非手を触れて見てください。

本日14時からは文章を書いた立木寛子さんによる朗読会があるそうです。見て、聴いて、触って、きっと心に響くものがあるはず^ ^

▼三輪途道さんHP
https://www.michiyomiwa.com
▼本の家2
https://www.honnoie2-maebashi.com

群馬県防災航空センター

【総務企画常任委員会の県内調査】
群馬県防災航空センターにお邪魔し、安全管理体制及び防災ヘリの運航状況について調査しました。

この群馬県防災航空センターは、平成30年8月に発生した県防災ヘリコプターの墜落事故を受けて平成31年4月に設置された機関です。安全管理体制の強化と防災ヘリの運航再開に向けた取組を進め、令和2年12月には安全装備品を充実させた新機体を導入。そして令和3年9月からダブルパイロット体制で緊急運航などの活動が再開されました。

活動状況を伺うと、運航再開から令和4年7月までの間に39件出動するとともに、自隊訓練のほか近隣県や市町村及び県内消防本部との合同訓練も多数実施しているとのこと。(群馬県内では山岳救助がほとんどですが、水難救助訓練などにもしっかり取り組んでいただいているそうです。)

安全運航のための取り組みでは、ダブルパイロット体制以外にも、危機管理監が主催する毎月の安全運航会議(月命日の10日に開催)、専門家を加えた運航連絡協議会の開催(年2回)、シュミレーターを用いた緊急操作訓練や安全確実な運航を実施するためのCRM( Crew Resource Management)訓練の実施など、8項目に及ぶ安全対策に取り組んでおり、二度と事故を起こさないんだという強い思いが伝わってきます。

危険と隣り合わせの災害救助。県民の生命や身体、財産を守るだけでなく、スタッフの皆さんが安全安心に活動に従事できるようにこれからも応援していきたいですね!

防災航空センターの廊下には防災ヘリの大ファンが描いてくれた素敵なメッセージイラストが飾られています。

おかえりはるな
いつもありがとう

国立ハンセン病資料館【生活のデザイン展】

知人に勧められて国立ハンセン病資料館で開催されている【生活のデザイン展】へ。

手足に知覚まひや変形を引き起こすハンセン病。現在は適切な治療を行えば後遺症を残すこと無く治る病気ですが、後遺症により知覚を失った多くの回復者は、日常生活で直面する不自由を乗り越えるために身の回りの道具を工夫しながら自分らしい暮らし方を追求してきました。

ブリキに木を取り付けた義足にはお気に入りの靴下を装着したり、木製の柄の先に針金の輪を取り付けたボタンかけ、ファスナーの先にひもをつけて脱ぎやすくした服、ホルダーを取り付けたカラフルなスプーンやフォークなど、展示された道具からは自立した生活や自由を求める強さを感じることができます。

【生活のデザイン展】は8/31まで。是非ご覧ください。
https://www.nhdm.jp/events/list/3356/

また、国立ハンセン病資料館の常設展も必見です!

日本では、治療薬によりハンセン病が治る病気となってからも、1996年にらい予防法が廃止されるまで約半世紀にわたり隔離政策が続きました。
国の誤った政策は、らい療養所における強制収用、患者や家族に対する偏見や差別、断種と中絶、特別病室(重監房)など未曾有の人権侵害を発生させただけでなく、長期にわたってハンセン病の誤ったイメージを植え付けた結果、社会の中に今なお根強い偏見や差別を残しています。
(患者の皆さんは隔離政策が終わってからも、高齢化や後遺症、偏見に対する不安などの事情から、療養所を出て生活することが困難になっています)

なぜ差別が生まれるのか。自分が患者の立場だったら、家族の立場だったらどう思うか。
国の政策が全て正しいわけではないこと、ハンセン病以外にもたくさんの差別や偏見が存在することなど、ハンセン病の問題からしっかり学び、誰もが個人として尊重され、多様性を認め合える社会を実現するためにはどうしたら良いのかを、一人ひとりが考えることが大切ですね。

8/27の【黃光男講演会】にも、ぜひご参加ください。
https://fan-san.peatix.com/view