小川あきら です。
今日は、連合群馬の皆さんと、新前橋駅前で、
街頭演説とチラシ配りをさせていただきました。
若者の未就職の問題や、仕事と子育て・介護の両立(ワークライフバランス)、
非正規雇用の処遇改善、長時間労働の抑制など、
働く環境に関する課題はたくさんあります。
高校生や大学生が、学校を卒業して社会に出ようとするその一歩目で、
躓いてしまうような社会ではいけないと思います。
正規雇用の方々と、同じような労働内容・労働時間で働いているにもかかわらず、
非正規であるがゆえに、収入や福祉に差が生じてしまうのは、あまりにも不公平。
女性の多くはパート労働で働いていますが、その中には、
パートの収入だけでは子供を高校や大学に進学させてあげられない、という
不安を抱えている方もいます。
過酷な労働の先に、過酷な生活が待っている社会ではなくて、
人間らしくい働いて、人間らしく生活できる、そういった豊かな社会を
作っていきたいと思います。
そのためには、やはり経済を立て直さなければなりません。
「経済」の語源は、「経世済民」。
世を治め、民の苦しみを救う。また、そのような立派な政治のことを言います。
景気の回復と雇用の確保の対策が重要です。
何事も専門的になると面白くなくなり、大局を見失いがちになるので、小川 晶 先生は、専門知識を持つ役人や学者を使いこなすビッグな人になってください。
はじめまして。20代中盤の県内在住者です。
恥ずかしながら県議会議員の仕事がどのようなものが分からず、いつも日記をチェックさせて戴いております。特に昨今の労働環境についてとても同意します。
そこで、上記日記に言及された「働く環境に関する課題」について
小川さんは県議会議員として、どう取り組まれるおつもりでしょうか?
私はもう一人、みんなの党の政治家である松田公太さんのブログもチェックしています。
「私だったらこうする」といった自身の考えを発信されていて、とても面白く読ませて戴いています。
先日とある政治家さんのブログへお邪魔した時、内容すべてが
「本日は○△へお邪魔して・・・ 今日は◆▽へ参加させて戴き・・・」
といった県内巡回記録で埋め尽くされて、非常に残念な思いをしたことがあります。
小川さんの問題提議だけでなく、「この点をこうすればいいんじゃないかと私は思う」といった具体的な解決への考え等がありましたら、ぜひ読んでみたいなとおもいました。
他の議員さんでも言える様なことではなく、小川さん自身の考えが聞きたいです。
まだ、イギリスで暴動が続いています。2年くらい前、ニュースで日本の企業がロンドンで会社の空調が故障し、ビル内で働く現地の事務員が、「室内温度が法定以下なので、会社を裁判所に訴える。」と言っていたのをテレビで見ました。いくらロンドンが寒いといっても、通勤には上着を持ってきているわけだし、相当の給料をもらっているわけですから、私は憎しみさえ感じました。私は当時、派遣職員として、冷凍室で働いていたのです。今回の暴動は、起こっても不思議ではないと感じました。イギリスでさえこういうことが起こるならば、日本でも起こる可能性は充分あります。
ロンドン暴動と日本における派遣労働者
ロンドン暴動について、インテリ(私は支配者層の意味で使う)の方々の文章を読むことができますが、起こした側の文章は、見つけられません。また、インテリの方々の文章は、日本における自民党政権末期の自民党の重鎮の方々の文章のようです。ギャングの暴走などど言っている記事もあります。日本でも真面目に働かない人は派遣労働者になってしまう、と言った議員もいましたがそれに似ています。
私は、事の本質は、警官によって黒人男性が射殺されたことを発端とする、とありますように、労働者が人間扱いされていないことに問題があると考えます。イギリスの首相はイタリアでの休暇を切り上げて戻ったとありますが、暴動を起こした側の人に外国への長期休暇などとれるのでしょうか。
ここで、日本の派遣労働者について状況を書いてみます。派遣労働者に長期休暇はありません。正月休み、盆休みもありません。土曜、日曜休みもありません。会社独自のカレンダーに従って、週1回か2回の休日が不規則に割り振られています。勤務時間も一定ではありません。会社の都合によって、早朝出勤になったり午後出勤になったりします。もっと、それを推し進めると、日雇い派遣などといって、会社の都合の良いときだけ低賃金で働かせられるようになります。
自民党の中川という国会議員は、労働者の3分の1がこんな状態なのに、サマータイム導入のことばかり、喋っていました。夜間勤務や早朝勤務の労働者にとって、サマータイムなど関係ないのです。
ロンドン暴動では、暴動をおこした側の人間はスマートフォンを持っているから、貧困層とは関係がない、と書いているインテリもいますが、日本においても若い派遣職員は親に買ってもらった携帯電話や自動車を持っていますが、それが派遣会社に利用され不特定な職場を毎日回されるようにさえなります。極端に言えば、携帯電話や自動車を持っているが故に賃金は下がり続けたのです。
2008年の秋葉原での派遣職員による無差別殺傷事件のときも、テレビニュースで派遣労働者の賃金は下がり続けたが、その時も企業収益は上がり続けた、と解説していました。
抽象的には、秋葉原で事件を起こした加藤被告の心情も理解できる気もしますが、実際には、私が勤めていた会社で、「熊谷市の高校生が2人秋葉原で殺されたんだよ。」と若い人から話を聞くと、到底、加藤被告を擁護する側などには回れません。埼玉県熊谷市は私の通勤圏内にあるのです。
王様の耳は、ロバの耳といって笑われようとも、弁護士 小川あきら先生 には、ロバ(非正規労働者)の声が聞ける政治家になっていただきたいです。
小川 晶 先生 は、少林寺拳法をやっているから、そんなことはないでしょうが、インテリ(私の使い方 - 支配者階級)の労働者に対する冷酷の感情が問題のひとつ目です。
私は、派遣社員として、A冷凍食品という会社に勤めていました。朝4時に起きて夜が明けない暗いうちに出勤です。そこは、指紋認証システムで、会社で登録しても、毎日の出勤時になかなかドアが開かないのです。その時間帯は出勤者数が少ないので困っている人は私だけではありません。、私はA冷凍食品の60才近い管理者の人に、指紋認証を使わない出入り口を使わせてほしいと思い、以前、私の勤めていた隣のソースを作る会社では、硫酸を使ったという話をある人から聞いていたので、「硫酸を使っていたので、指紋が薄くなってしまったので、別の出入り口を使わせてして欲しい。」と相談したら、「ちゃんと、手入れをしてください。」と一言で片付けられました。さすがに全国的に有名な会社の正社員は、冷酷な判断ができるな、と感じました。
ふたつ目の問題点は、自己に対する評価の甘さです。小泉純一郎は、今日の競争社会・格差社会の基礎を作った人ですが、私の記憶では、ロンドン大学留学ということが、聴講生として1年通っただけだ、ということで、学歴詐称が一時問題になりましたが、テレビで、総理大臣とロンドン大学学長の握手が放映され、うやむやになってしまいました。身近なところでは、群馬県の館林土木事務所長は、八ツ場ダム推進のため、長野原町の助役になる前、県費でアメリカのマサチューセッツ工科大学へ留学し、私はそのときのビデオを見せられと話を聞きましたが、「寮では酒は持ち込み禁止だが、私たちは日本人ということで許してもらった。」と驚くべきことを述べていました。最近の群馬県知事の女性問題も同じ括弧に括られるような気がします。
労働者には厳しく自分には甘い支配者がどんな社会を作ったか。もし、競争社会が正しいとするなら、徹底していただき、支配者も自分にその原理を適用していただきたい。労働者の仕事は徹底して管理されますけれど、他にも興味本位で、総理大臣級の人も経歴をネットで調べると、かなり胡散臭いです(阿部晋三、等)。
調べれば、調べるほど、小川 晶 先生が本当のインテリだと分かります。ただ、先生は、政治家としては若いので、その点だけは警戒してくださるようお願いいたします。
追記
(誤)阿部晋三
(正)安部晋三