小川あきら です。
昨日は群馬県議会の1期生議員の研修会。
建設中の椎坂トンネル→鳥獣被害対策(モンキードッグの活用)→利根町過疎代行と、
北毛の利根沼田地域の現状を視察してきました。
椎坂トンネルは、渋滞や積雪・凍結で懸案だった椎坂峠のバイパス整備事業です。
今まさにトンネルを掘削しているところ。とても貴重な作業現場を拝見させていただきました。
トンネルの真上わずか4メートルのところには国道が走っており、
掘削方法にも工夫が凝らされています。
トンネル入り口には神棚が設けられ、以前は工事現場には女人禁制だったそうです。
モンキードッグは、鳥獣被害対策として、猿追いに活用されています。
犬猿の仲といわれるだけあって、猿には大分効果があるみたい‥。
しかし、鳥獣被害対策としては、追い払いだけでは一時的な効果しかありません。
個体数調整と、鳥獣が里に下りてこないようにするための森林環境整備が重要になります。
過疎代行事業では、山間部特有の行政需要について改めて考える良い機会になりました。
過疎代行とは、財政力・技術力等が十分 でない過疎地域の自立促進を図るために、
県が道路整備や下水道整備の事業を代行することを言います。
都市部に比べ、山間部ではインフラ整備が生活や安全に密着していますが、
同時に過疎という問題を抱えている。どうしても県の力が必要になってきます。
その他にも、沼田市のジョブカフェの運営状況について、
北毛地域の放射性物質対策についてなど、いろいろな議論がなされました。
次回の1期生議員研修は東毛地域の予定です★