環境農林常任委員会の県内調査で県立赤城公園へ。
昭和天皇の赤城山行幸を記念して昭和10年に開設された赤城公園は、昭和から平成初期にかけて年間100万人を超える利用者が訪れていたものの、東日本大震災の放射性セシウム汚染によるワカサギの出荷自粛や新型コロナウイルスの外出自粛などにより、現在では50万人まで半減しています。
赤城山の魅力を最大限に活かそうと、県では現在「県立赤城公園の活性化に向けた基本構想」の策定を進めています。
(こちらはスノーピークさんに委託し今年度中に基本構想をまとめる予定)
本日は、県立赤城公園ビジターセンターのトライアル・サウンディング事業として7月にオープンした【ヒュッテハヤシカフェ】取組みと覚満淵木道再整備工事の進捗状況、撤去が決まった赤城神社啄木鳥橋の現状を調査しました。
【ヒュッテハヤシカフェ】は、最高のロケーションで赤城山の美味しい恵みをいただく素敵なスペースができたということにとどまらず、このカフェがきっかけで色々な人の目が山頂に向きだし、新たな動きがあちこちで出てきているそうです。
テレワークの聖地にもアウトドアの聖地にもリトリートの聖地にもなれそうな赤城山。このポテンシャルをしっかりと活かしていきたいですね!
老朽化していた覚満淵の木道も現在バリアフリー整備が進められています。
悪天のため本日は木道を歩くことができませんでしたが、整備状況は動画にてご覧ください↓↓
そして、同じく老朽化により2019年から使用が禁止となっていた赤城大沼の啄木鳥橋はこの度やっと撤去作業が決定しました。橋自体が観光名所となっていたので、新しい橋の架け替えについてもしっかりと整備していく必要があります。