群馬の東国文化をPRするための新たな取組み、HANI-1グランプリ!
先日開催された群馬古墳フェスタ2018で結果が発表されました。
神10入りした埴輪が踊るハニハニ動画も是非ご覧ください♪
群馬県のイメージアップや観光振興を目的に県が発信している東国文化は、古墳時代(3世紀中頃~7世紀頃)から平安時代(794~1185)にかけて、現在の関東地方周辺で栄えた文化です。
当時の日本は近畿地方が政治・経済・文化の中心地でしたが、東側では群馬を中心にヤマト王権と連携した大きな勢力が形づくられ、仏教や文字文化が早くから発達しました。
群馬県内には1万3249基もの古墳があり、唯一の国宝埴輪(武人像)が出土しているのも、この地域を中心に「東国文化」を牽引していた証拠と言われています。
ユネスコの「世界の記憶」に登録された上野三碑からは朝鮮半島の石碑文化や中国の政治制度・漢字文化、インドの仏教文化などの影響がうかがえ、古墳時代に中央から遠く離れた群馬県に、当時の先進文化が伝わっていたことが分かります。
群馬県民にとっては身の回りに古墳があるのは当たり前で、しかもあまりにも地味すぎるため東国文化といっても最初はあまり注目されなかったものの、上野三碑の「世界の記憶」登録や東国文化サミット、古墳フェスタの開催で県民認知度も7割までアップしました。
ちなみに、古墳も埴輪も大好きな私は、群馬に来たばかりの頃、前橋市が開催していた「夏休みは古墳へGO!」という企画(古墳と一緒に写真を取って市役所に送ると、ミニ埴輪がもらえるという素敵な内容です)に感動し、大室古墳、二子山古墳、宝塔山古墳、蛇穴山古墳、天神山古墳、八幡山古墳と廻ったりしました。
いつでもどこでも古墳が楽しめるなんて、群馬はなんていいところなんだ♪
そして、埴輪や古墳だけではありません。
そう、群馬には素敵な土偶もあります。
次はハート形土偶の企画をやってもらいたいな~!