第24回あそか祭り

昨日は社会福祉法人前橋あそか会の「第24回あそかまつり」にお邪魔してきました。

バザーや野菜等の販売、模擬店のほか、ステージでは落語・ダンス・和太鼓・エレキバンドなど、楽しい催しが盛りだくさん!エレキバンドの演奏を聞きながら、美味しいうどんや焼きまんじゅうを堪能し、お土産に野菜や卵もたくさん購入。

『2018ONE CIRCLE・ONE STEP展 in あそかまつり』の展示コーナーには、世界で注目されている中島さんの作品も展示されていました。自閉症と向き合いながら約20年、作品を作り続けているとのこと。ボールペンで記号や文字を無数に連ねる作風で、キャンバスいっぱいに埋め尽くされた漢字や図形は圧巻です。黒一色でも、グラデーションのようになっていて趣があります。

 

他にも針金の恐竜ややさしい絵画など、障害の有無に関わらず表現者の創造性あふれる作品がたくさんありました。

 

1967年に設立され、創立50周年を迎える前橋あそか会は、障害者支援施設や児童発達支援センターを運営し、就学前の児童から特別養護老人ホームまで、一人ひとりの様々なライフステージに応じた福祉サービスを提供しています。

先日、旧県農業技術センターを含めた計約11ヘクタールを取得し、居住施設とカフェなどの集客施設を隣接させた、障害者や高齢者、地域住民の交流の場をつくる「きらめきの郷まちづくり事業」構想を発表。(上毛新聞記事
今後はアートギャラリーやコミュニティバスも運行し、敷地の周りを囲むブロック塀も撤去して、誰でも気軽に立ち寄れる、地域の人たちが集い、和める癒しのスペースを作り上げていくとのこと。超高齢化、少子化の現代にあった新たなまちづくりの始まりです。
お話を聞かせていただいた理事長さん、後援会長さん、絵の先生、ありがとうございました。