今日は日本に初めてパンダが来た日、そして群馬県民の日!
県内あちこちで県民の日の記念イベントが開催されています。
県民の日っていつからあるのかな〜、と調べてみると、制定されたのは昭和60年。
群馬の歴史を振り返ると赤城国体を契機に色々整備されたことがわかりますね。
https://www.pref.gunma.jp/01/c0100030.html
https://www.pref.gunma.jp/01/c0100030.html
さて、そんな県民の日に私は群馬県を飛び出て北陸三県へ。
①福井県の災害ボランティアの活用について
②金沢コンベンションビューローについて
③富山ライトレール(公共交通とコンパクトシティの取組み)について
会派の県外調査に行ってきます!
一日目は、北陸新幹線でびゅーんと福井県へ。災害ボランティア推進の取組みについて調査しました。
福井県では平成9年のナホトカ号重油流出事故を契機に、災害ボランティア活動支援基金条例を制定。
ナホトカ号事件では約9万人のボランティアを受け入れたそうで、その時の経験を基に、ボランティアセンター連絡会の設置や活動資金の担保など受援力を強化する仕組みづくりを始めたとのこと。
その後、平成16年の豪雨災害では、約3万人の学生がボランティアに参加。
翌17年に災害ボランティア条例を制定。教育部門とも連携しながら県民全体でボランティア活動に取り組んでいます。
全国の皆さんにナホトカ号事件の恩返しをするために、東日本大震災や先日の茨城県豪雨災害にも多くのボランティアを派遣しているとのこと。
「災害時に被災地から支援の要請なんて出せない。だから、自分たちで現場に出向いて必要な支援・できる支援を見つけてくるんだ」と災害現場と直接向き合う姿勢に感銘を受けました。
災害の少ない群馬県では、災害ボランティアに対する情報も経験も不足していますが、先進県にならってしっかり体制を整えていきたいと思います。
東尋坊へ向かう荒磯遊歩道の途中には、ナホトカ号重油流出事故の記念碑が建っています。