小川あきら です。
今日・明日と高知県で政務調査。
初めての高知ですが、空港の出口でさっそく坂本竜馬がお出迎え。
初日の今日は、高知県事業承継・人材確保センターにお邪魔しました。
高知県は廃業・解散する企業の割合が全国平均よりも高く、世代交代できずに存続できない企業が増えれば、県内の雇用が確保できず、県経済の地盤沈下が家族している状況なんだとか。
これは高知県だけではなく、遅かれ早かれ多くの地方が今後向き合わなければならない課題です。
事業引き継ぎ支援センターは各都道府県に設置するように国から要請されている機関ですが、高知県の特徴は、①相談体制が充実していること、②人材確保でまワンストップで支援していること、③常駐アドバイザリーが設置されていること、などです。
センターは、高知商工会議所に委託され、金融機関やM&A会社、人材ビジネス会社などから派遣された専門家らが無料で相談に応じてくれます。
実際に事業計画を立てたりするときには、コンサルや会計事務所に依頼することになりますが、その際には上限100万円の補助(事業承継等推進事業費補助)があるそうです。
7月10日のオープンからすでに事業承継の相談が44件、人材確保の相談も25件あり、出だしは順調とのこと。
少子高齢化に伴う人口減少社会においては、人材確保のための対策も必要ですね。
それにしても高知県、どこにいっても維新の志士とアンパンマンが…。
高知駅の前にも大きな坂本竜馬像がありました。