前橋市民の翼

小川あきら です。

本日は、初代群馬県令・梶取素彦ゆかりの地、山口県に来ています。

前橋市長、市議会議員、県議会議員をはじめ、楫取顕彰会、市民の翼総、勢約90人が大挙し、萩市との交流会をメインに、初代県令楫取素彦ゆかりの地を巡る旅。楫取家当主の能彦さんも一緒です。

空港では、防府市楫取素彦顕彰会の皆さんが、熱烈なお出迎えをしてくれました。

 

最初の目的地は防府天満宮。天満宮は日本中に1万以上ありますが、防府はその最初の天満宮です。

ここでは明治天皇の皇女の遺品を納めた資料館を拝見。楫取は皇女の養育係だったため、皇女がわずか3歳でこの世を去った際、特別に天皇直筆の書やお守袋等の遺品を託されたそうです。資料館には楫取の大きな肖像画と彼が群馬県令の時に編さんした「修身説約」が展示されていました。これは、修身の教科書として全国的に販売され、学問のすすめと並ぶ明治のベストセラートなりました。

続いて訪れたのは、毛利本邸。楫取素彦は、幕末の動乱期には、十三代萩藩主毛利敬親の側近に登用され、木戸孝允や宍戸たまき、坂本龍馬、西郷隆盛らと協力し、倒幕に活躍しました。毛利本邸の一角は博物館となっており、毛利家に代々伝わる宝物を展示しています。その中には国宝に指定されている雪舟の「四季山水図」もあります。


その後、萩市に移動し、いよいよ友好都市萩市交流会です。萩市からは、野村市長、市議会議長、県議会議員、教育長をはじめ40名が出席し、総勢130名の盛大な交流会となりました。

萩市の伝統無形文化財、住吉神社の「お船謡」で始まり、群馬県からは中村のりお県議が、楫取素彦の紙芝居を披露。紙芝居の反響は大きく、萩博物館の道迫学芸員や教育長から、是非明倫小学校や椿東小学校でもやって欲しいという熱い要望がありました。

2015年の大河ドラマの主人公が松陰の妹・美和子となれば、その伴侶である楫取も一躍注目を浴びるかもしれません…☆

また、今回の市民の翼交流会には、萩市との友好のきっかけを築いてくれた元前橋市長の萩原弥惣治さんも参加。交流会に華を添えてくださいました。

萩市のゆるきゃら、萩にゃんです。