小川あきら です。
今日は木質ペレットの活用促進の調査で上野村に行ってきました。
間伐材を使用してペレットを作り、温泉施設や小学校、村営住宅にペレットボイラーやペレットストーブを導入しているとのこと。
希望する村民には村がペレットストーブを貸してくれるそうです。
5年後には年間1100トンのペレットを生産し、村内で消費していけるということで、循環型の構造が出来上がっていますね!
ここがペレット工場。
こちらはペレットボイラーを導入している温泉施設です。
こちらは、村営住宅。ペレットストーブが付いています。
ちなみに、村営のきのこセンターで使用するオガクズも、ペレット工場で作っています。
きのこセンターでは、約60人の雇用が生まれているとのこと。
国土交通省の水質調査で「関東一きれいな川」として認定された神流川の水と地元の材木を原料とするオガクズを使用したきのこは、肉厚で風味豊かなんだとか。
市場でも高評価を得ており、出荷が間に合わないくらいのニーズがあるそうです。
使用した菌床は脱水して施設内で燃焼し、その熱をボイラーに利用しています。
綺麗な神流川を役場のとなりから。本当に透き通っています。
ちなみに、公用車の一部には電気自動車を導入。
エネルギーに対する意識の高さが伺えます。
木質バイオマス発電などにより電力を自給できれば、自給自足のコミュニティーができあがりそうです。