小川あきら です。
今日は、新潟県へ。
東京電力柏崎刈羽原子力発電所の見学です。
群馬県から最も近い原子力施設の安全対策等の取り組みについて伺います。
柏崎刈羽原発においては、2007年に新潟中越沖地震に見舞われ、
免震重要棟等の地震対策を行ってきましたが、
東日本大震災以降は、新たに福島第一原発の事故を踏まえた津波対策を講じている
ということで、その調査を行いました。
15mの津波に対応する防潮堤の建設や防潮壁の設置のほか、
外部電源の喪失に対応した、電源車や消防自動車の配備、
冷却水の喪失に対応した貯水池設置工事など、
津波対策と電源喪失時の対策が念入りにとられていました。
安全審査申請に関連して、先月新潟県知事からストップがかかる場面もありましたが、
再稼働については地元でも様々な意見があるところですので、
地元住民の皆さんに対して、
詳細な情報提供と、丁寧な説明をしていただきたいと思います。
それにしても、ここから東京に電気が送られるというのは、
なかなか実感できないものです。