小川あきら です。
県外調査3日目は、熊本県立装飾古墳館におじゃましました。
熊本県内には数多くの古墳群が存在し、中でも装飾古墳と呼ばれる
内部の壁や石棺に浮き彫りや彩色などの装飾のある古墳は、
全国の約4割にあたる186基が、この熊本県で見つかっています。
群馬県も熊本県と同じように貴重な古墳や遺跡などの文化財が多数発見されているので、
文化財の保存・管理や活用方法について参考とするため、
熊本県での取組みの現状等についてお話を伺いました。
装飾古墳は、熊本県の美術の原点とも言われており、
おかげで(?)熊本県では、文化・芸術の取り組みが盛んです。
古墳館の建築を始め、学校や警察署など、
一風変わった素晴らしい建築物がたくさんあるので、
街中がアートを楽しめる空間になっています。
さて、貴重な装飾古墳に、素晴らしい施設ですが、
行政としての課題は、やはり維持管理費と来館者の確保です。
古墳館の来場者数は、年間3万人弱。
せっかくの素晴らしい施設なので、もっと多くの人に利用してもらいたいものです。
さてさて。
熊本県といえば、そうです。「くまもん」です。
どこに行っても本当に「くまもん」ばかり。
県民全員で愛着を持っている様子がよくわかりました。
ぐんまちゃんも、くまもんに続け!!