小川あきら です。
最近話題の「歌うお巡りさん」をご存知ですか??
振り込め詐欺への注意や交通安全を呼びかける歌を作詞・作曲し、
“歌うお巡りさん”として活躍する青梨子駐在所の田中巡査です。
今日は、その歌声を聞かせていただきました。
交通安全を呼びかけ、子供達と一緒に歌える明るい曲調の「手を上げて」の他、
生ナマしいセリフで振り込め詐欺の被害防止を呼びかける「振り込め詐欺だ!」、
とってもシュールな内容の「暴力団を追放しよう」など、耳に残る曲ばかり。
こういった活動をする事で、子供や高齢者にわかりやすく事故や犯罪の防止を図るとともに、
お巡りさんを身近に感じてもらうこともできますね!
田中さんの今後のご活躍に期待しています。
さて、昨日文教警察常任委員会で、群馬県警察航空隊の装備や活動状況を調査しました。
県警ヘリコプター「あかぎ号」は、全ての警察事象に即座に対応することを運用方針とし、
群馬県内であれば、どこれも20分以内で到着できるという驚きの高速性を備えています。
昨年搭乗した国土交通省の防災ヘリ「あおぞら号」は、
世界最大級の2枚羽根のローターヘリコプターで、
災害時の現地からの画像情報の収集・処理・伝達などを目的とした機体でしたが、
この県警ヘリ「あかぎ号」は、最高速度311キロを誇る高性能ヘリコプター。
航空パトロールや犯罪捜査に加え、上毛三山(赤城・榛名・妙義)や谷川岳など
多くの山々を抱える群馬県では、山岳救助になくてはならない存在となっています。
特に、ここ3年間は捜索救助要請が増加しているとのこと。
救助用のホイスト装置(遭難者を吊り上げる装置です)は、
最大75mの高さ、最大272キロまで吊り上げることができ、
深い沢で遭難した祭にも遭難者と救助者を同時に吊り上げることができます。
一秒でも早く、一人でも多くの命を救うためには、
あかぎ号とともに、高度な操縦技術と高度な救助能力が必要となります。
今後も山岳警備隊と連携しながら、県民の安全を守る活動をよろしくお願いいたします。