小川あきら です。
本日は、文教警察常任委員会が開催されました。
子どもたちの交通事故の状況や
「三ない運動」(免許を取らない、買わない、乗らない)について、
上毛学舎の立替について、天然記念物のカモシカ被害の対策について、
スクールカウンセラーの配置について、など様々議論されました。
私は、①子供たちが県の催し物に参加する際の配慮についてと
②高校入学の差別について質問させていただきました。
①は、先日開催された「ぐんまちゃんダンス」の公開審査の際に、
平日の午後1時15分という、本来であれば学校での就業時間の最中に、
子供たちが県庁でダンスのプレゼンテーションに参加していたということで、
「子供を学校に行かせなくていいのか??県の教育委員会は何をしているんだ」
と市民の方からご意見を頂いたもの。
教育委員会としても、まさか子供が参加するとは思っていなかったということで、
非常によろしくないことだという答弁でした。
他部局が企画したものなので、チェックに漏れが生じてしまったのだと思います。
今後は他の部局ともしっかりと連携しながら、
子供が参加するような催し物は、土日や放課後の時間帯に開催したり、
平日の催し物や企画には、参加業者さんにも子供の就業へ配慮してもらうような
ルール作りをしてもらいたいです。
補正予算については、特別支援学校の整備費用として4000万円が計上され、
また、職員の退職手当ての引き下げが提案されました。
公務員の給与や退職手当の引き下げについては、社会情勢を鑑みて、
やむをえない部分もあると思いますが、
問題なのは、しっかりとした議論と手続きがとられているかどうか、です。
ある日突然、「明日から給料が下がります」、とか、「退職金が大幅に減額されます」、
というようなやり方は、民間でも公の機関でも強引に過ぎると思います。
県職員の意識改革や、資質向上を望むのであれば、
職員さんたちとも、しっかりと話し合った上で、引き下げをするような
適正な手続きをとってもらいたいです。
②は、前橋商業高校のビジネス総合学科の定員が、
男性160人、女性80人と区別されていることについて、
同じ成績でも女性のほうが不合格になってしまうので、是正をお願いしました。
歴史的な背景があって、以前はもっと男女の定員差が開いていたそうですが、
時代も変わってきたので、少しずつ検討していきたいという答弁を頂きました。