ハンセン病パネル展示会

小川あきら です。

6月22日は、「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」。

県庁で開催されているハンセン病パネル展におじゃましてきました。

このパネル展は、ハンセン病に関する偏見や差別が存在したという事実を重く受け止め、

県民の皆様にハンセン病を正しく理解していただくために開催されたものです。

以前、草津町にある国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」を訪れたときのことを

思い出しながら、楽泉園の配食作業の様子やプロミン注射の様子、

全国のハンセン病療養所の写真などを拝見させていただきました。

楽泉園には、今も122人が暮らしています。

入所者の高齢化により介護の必要性も高まっている一方で、職員は年々減少しており、

医師や看護師、介護職員の確保とが今後の課題となっています。

最後の一人まで、国が責任をもって向き合わなければならないし、

園の地元住民への開放や重監房の保存など、

地域とともに栗生楽泉園が存在し続けられる取り組みが必要です。