小川あきら です。
今日は、本会議終了後、急いで東京へ。
大阪豊中市の女性センター館長不当解雇裁判で
みごと勝利された三井マリ子さんの院内集会に参加してきました。
「バックラッシュ」を跳ね返して、新しい時代へ。
パネリストには、紀藤正樹さん、浅倉むつ子さん、上野千鶴子さん、三井マリコさんという
素敵なメンバーが勢ぞろい。
100人を予定していた会場に130人以上が駆けつけ、大盛況でした。
「バックラッシュ」とは、男女平等を押し戻そうとする勢力のこと。
私も、議会で男女平等や共同参画の話をしようとすると、
「フェミニストだ」「女権だ」とよくわからないヤジが飛んできたりします。
三井さんをはじめ、誰もが自分らしく生きることのできる社会を願っているだけなのに、
反対勢力によって相容れない考えと攻撃されるのは、非常に悲しいことです。
いずれにしても、裁判でバックラッシュ勢力の不当行為が認定されたのは画期的なことです。
三井マリ子さんが紹介してくれたマーガレット・ミードの言葉がとても印象的でした。
【世界を変えられるのは、思いやりとやる気に満ちた小さな市民組織である。
実際それ以外のことなど一度もなかった 。】
「『天馬、空を翔る』のが、許されるのは、一部の文化人や学者だけだ」、という文章を私は読んだことがあります。また、政治社会学では、常識になっていますが、資本主義が、疎外を生むのではなく、疎外が私有財産を生む、ということで、差別とか女権とか言っても、「洗濯機は洗濯機であって、洗濯機以外のものではない。」と書いている人もいます。私は上野千鶴子先生の本も読んだことがありますし、マーガレット・ミード女史も文化人類学では、よく引用されていますけれど、今まで読んだ女性の書いた本の中では、世界的ベストセラーになった「夜よ、さようなら」(ジャンヌ・コルドリエ著)が最高でした、もちろん、翻訳しか読んだこはないです。また、与謝野晶子訳の源氏物語も、斜め読みですけれど、良かったです。一般の民衆を馬鹿にしたことが露骨に書いてありますけれど、貴族たちが天文学を使って、農業に必須の暦を作っていたのは、大したことだ、と思います。私は五重の塔は、天文台だと考えているのです。
私は、邑楽郡明和町の中では、少数派ではありません。政治家である小川あきら先生が少数派になることは致命的となるので、気をつけてください。余計なことを言ってすみません。