太田東高校・公開みらい学

小川あきら です。

先週の土曜日に、太田東高校で行われた「公開みらい学」の授業に、

外部講師として参加させていただきました。

公開みらい学は、キャリア教育の一環で、高校生に働くことの意味や

高校生活と働くこととの関連について考えてもらう総合学習の時間です。

60名を超える外部講師の方々に協力いただき、

生徒たちにたくさんの職業について触れていただき、

学生を終えた後の社会について少し感じ取っていただけたものと思います。

高校生からの質問では、「高校時代の勉強が今の仕事に役に立っていますか」や

「社会に出てから、一番大きな失敗はなんですか」

「途中で進路を変更したいと思ったことはないですか」など、

なかなか答えにくい質問もありました。

学生のうちから将来の夢が決まっている人は実際のところ少ないと思います。

私の友達も、大学に入って、就職の時期になって初めて

「仕事」について考えたという人が大勢いますし、

実際に働きだしてから、「自分のやりたい仕事じゃないかも‥」と

転職した人たちもいます。

学生の間に、自分の両親をはじめいろいろな仕事をみたり、アルバイトをしたり、

また部活動や趣味の活動で、勉強以外の経験を積むことの方が大切なのだと思います。

一番印象に残った質問は、「高校生のときにしておきたかったことは?」

うーん‥。

時間があるときに英語がしゃべれるようになっておきたかったし、

たくさんの国、特に東南アジアの国々を見ておきたかったです。

働く意味考えよう 太田東高で「公開みらい学」  【上毛新聞】