小川あきら です。
関越自動車道で4月29日に起きたバス事故に関して、
本日臨時委員会が開催されました。
私の所属する産経土木常任委員会では、
今回の事故を受けて、防護柵等の緊急点検を行う旨の報告がありました。
ガードレールと防音壁との間に隙間があったことが話題になっていますが、
高速道路は国の管轄です。
県としては、県の管理する県道等の緊急点検を行うとのこと。
そして、県道ではガードレールと防音壁が一緒に設置されている箇所は、
ほとんどないということなので、主として、
ガードレール等の破損個所がないかどうか、
必要性があるのに設置されていない個所がないかどうかを点検することになります。
子どもたちの通学路に車が突っ込む事故も相次いでいるので、
通学路の安全も合わせて点検してもらいたいものです。
また、今回の事故の原因は、ガードレール・防音壁の在り方とともに、
バスの運行管理に大きな問題があったと思います。
その点からすると、産業経済部の方で、
行き過ぎた規制緩和による労働環境の悪化など、
現代の雇用の問題について議論をしたかったのですが、
残念ながら本日の委員会には雇用部門の担当が出席していませんでした。
同じような事故が二度と起こらないようにするためには、どうしたらよいのか。
捜査が進むにつれ、具体的な状況もわかってくると思いますので、
県としても、今後の対応をさらに検討する必要があります。
産経土木の所管以外の部分では、
DMATの出動が遅れたことの検証・改善や、
被害者の支援窓口の対応について、
もっと速やかな対応、きめ細やかな対応ができると思います。
議会基本条例が施行された直後の今回の臨時議会の開催。
議会としてスピーディにかつ柔軟に対応していくことが大切です。
「行過ぎた規制緩和」とは、私は初めて聞いた言葉です。規制を法と置き換えれば、無法状態なのかな、と思いつきで考えてみました。太田市の清水市長が規制緩和の英語特区を作り、トラックを自宅に突っ込まれたのも関係があるのでしょうか? 飛躍しすぎかなもしれません。小川あきら先生の法律の知識でなんとかしてください。