一期生議員研修

小川あきら です。

今日は、県議会の一期生の議員研修で、東毛地域の調査に行ってきました。

東毛のイメージというと、なんといっても群馬を支えるモノづくり!

スバルの矢島工場とビジターセンターにお邪魔してきました。

スバルがどういう企業がというと、

太田市の面積の約0.7%をスバルの関連企業が占めており、

太田市の人口の約6.1%がスバルの関連企業で働いているそうです。

まさに地域になくてはならない、地域と一体となっている企業さんです。

そして、群馬県の製造品出荷額の約13%をスバルの製品だということ。

一企業として群馬に貢献している度合いが本当に大きな会社です。

矢島工場の中では、プレス工程⇒ボディの溶接組立工程⇒内装部品の取付工程⇒検査工程

と見学させていただきました。

大きなプレス機で、自動車の部品があっという間に作り上げられていきます。

プレスや溶接の工程は、ほとんど大型機械の操縦で行われ、

内装部品の取付や検査の工程は、やはり人の手で丁寧に作業がなされていました。

工場に併設されているビジターセンターでは、

スバルの歴代の車や環境への取り組みなどを展示されています。

スバルが初めて販売したスバル360も素敵な車ですが、

私はなんといってもR1の大ファン! 

自分の車を買う時に、最後の最後まで悩んだ車です。

   

  

最後に、ぶつからない車・アイサイト体験をさせてもらいました。

衝突に強いボディを作るとか、衝撃吸収性をアップさせるなど、

これまでにも自動車の安全性はいろいろな方法で図られてきましたが、

ついに、電子制御による安全回避の時代がやってきたのだな、と感じます。

アイサイトは、速度が30km以下の場合は自動ブレーキがかかって完全停止を目指し、

また30km以上の場合でも減速して衝突被害の軽減を図ってくれます。

「ブレーキは踏まないで下さいね!」といわれて、

30kmくらいまで加速したら、バルーンに向かって一直線。

「ぶつかっちゃう!?」と思うところで、自動ブレーキシステムが作動。 

バルーンの直前で、キッチリ止まってくれました。

これは、ぼーっとしている時やうっかりしていて、前方に衝突してしまう事故を防ぐもの。

なので、アクセルやブレーキを踏んでいるとシステムが作動しません。

(ペダルを踏んでいる=運転に意識が向いているというわけです)

すべての衝突事故を完全に防げるわけではありませんが、

少しでも安全性を高めようというその取り組みは、とても素晴らしいものだと思います★

    

一期生議員研修」への3件のフィードバック

  1.  以前は、県の財務事務所では、スバルの軽自動車を使っていました。そして、私の最後の県の職場である太田産業技術専門校では、都市対抗野球の応援を職員に要請されました。私は行きませんでした。明治大学のチァガールがすごいと、私の勤めていた専門校の次長が言っていました。今は、スバルでは、軽自動車を作っていないそうですが、税金徴収の車は何を使っているのでしょうか。別に知りたくもありませんけど。

  2.  自動車工場の末端では、たとえば、三菱自動車の部品工場を私は知っており、指を切断した事例がありましたが、他の会社でも指をつぶしたりするのは、それほど珍しいことではない、と派遣会社の人が言っていました。労働環境も悪く、冬でも外で働いているのと同じで、作業着、防護メガネ等も自前です。

  3.  私は、県の土木事務所にいた20年ほど前から、役所および大企業と中小企業との落差を肌で感じはじめ、とても官僚をおだてる気にはなれませんでした。

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