「社会的擁護の自立支援について」の勉強会

一般社団法人ヤングアシスト主催の「社会的擁護の自立支援について」のセミナーに参加しました。

こども家庭庁の胡内敦司さんから、児童虐待と社会的養護の現状や児童福祉法改正のポイントについて伺い、要保護児童対策地域協議会の仕組み(社会的養護を担う機関との連携)や、母子が妊娠の段階から地域で孤立しないようにすることの重要性、改正児童福祉法によって訪問型、通所型、短期入所など地域の子育て支援事業が新設・拡充されること、社会的養育経験者の自立支援(アフターケア)は、社会的養護自立支援拠点事業として法的に位置付けられ、措置解除後や措置に至らなかった場合なども年齢にかかわらず(現行では22歳まで)必要な支援が受けられるようになることなどを共有することができました。

子どもたちが地域のどこにいても安心して成長できるように、市町村と都道府県との連携、要対協や地域の子育て支援事業と施設擁護・家庭的擁護(里親)との連携など、それぞれの機関をどうつないでいくかが重要ですね。

http://youngassist.com/about.php
※「ヤング・アシストいっぽ」さんは、児童養護施設などを退所した若者たちが、安心して社会生活を過ごせるように生活や就労などの相談やセミナーなどを実施しています。