久しぶりの議員会館。自治体政策青年ネットワークの研修会に参加しました。
●マイナンバーカードの利便性と課題
(デジタル庁参与 伊藤伸氏)
●道路維持管理におけるAI活用(ブースト株式会社 代表取締役CEO 平岩征樹氏)
について、講師の方からそれぞれお話を伺い、意見交換をしました。
マイナンバーカードについては総点検の中間報告が出たばかりで課題も多い現状ですが、そもそもカードの取得が任意であることから、保険証にしても運転免許証にしても選択できる仕組みをつくることが大切ですし、カードを取得した人にとっては利便性をさらに高めていくことが重要です。
カード取得率が95%を超える都城市では、マイナンバーカードを利用して避難所における紙の記入を省略したり(デジタルケア避難所)、死亡申請書の記入をなくすなど(おくやみ窓口)、市民がいちいち住所や名前を書く負担を減らしているほか、マイナポータルを活用して窓口に行かなくても様々な行政手続をオンラインで申請できるように取り組んでいるそうです。(現在230の手続きがオンライン化されているとのこと)
また、マイナンバーカードを使用したふるさと納税のワンストップ特例申請もできるんだとか。
群馬県(前橋市)もマイナンバーカードの活用については先進県と言われていますが、さらなる展開が期待されます。
いずれにしても、マイナンバーカードの活用についてはスケジュールありきではなくて、トラブルがないように点検や制度設計を丁寧に進めてもらいたいですね。
道路維持管理に関しては、東大発のスタートアップ「アーバンエックステクノロジーズ」が提供しているAIによる道路損傷検知サービスや市民協働投稿サービス(マイシティレポート)の仕組みと導入事例を共有。膨大な道路管理作業の一部(主に補修箇所の発見)をAIや市民の皆さんの協力によって補うことで、人的負担の削減や作業効率の向上に資するというもの。
マイシティレポートは以前から気になっていましたが、群馬でも導入できるといいですよね。
https://www.mycityreport.jp/
お昼は議員会館の食堂で。
応援している柴慎一参議院議員にも偶然お会いできて、良い東京出張でした♪