【健康福祉常任委員会の県外調査】
園内は自由に行き来できるような回廊型になっていて、子どもたちは自分でやりたいことを見つけて、方法を考えて、問題が起きれば解決方法を探すのだそう。おやつの時間もお昼寝の時間も誰とどこで遊ぶのかも自分で決めるというように、とにかく子どもの主体性を大切にしていて、ああしろこうしろ、これはダメだという指示は一切ないとのこと。
また、障がいの有無や国籍、年齢の違う子どもたちが、幼少期から同じ空間で過ごし、互いを認め合うことで、寛容と共生の大切さを自然に身につけていけるというのが印象的でした。
『春日台センターセンター』は高齢者グループホームや障害児デイサービス、障害者就労支援(コロッケスタンド、コインランドリー、洗濯デリバリーサービス)、コモンズルームや寺子屋なども併設する施設で、もともと商店街の一角だった場所ということもあり、地域の子どもたちや高齢者の皆さんがたくさん集まって交流していて、とっても賑やかな場所です。
高齢者や障害者の福祉施設でありながら、子どもたちの居場所にもなっていたり、地域の人たちの交流の場所にもなっていて、地域共生の拠点として機能しています。
どちらの施設も、多様な人がそれぞれのペースで自由に過ごしていて、ダイバーシティやインクルーシブを皮膚感覚で感じることができました。
こんな場所が群馬にもたくさん増えると良いな〜と、学びの多い1日となりました。
▼カミヤト凸凹保育園
https://aikawa-shunjukai.jp/decoboco/
▼春日台センターセンター
https://aikawa-shunjukai.jp/kcc/