総務企画常任委員会の県内調査

小川あきら です。

今日は常任員会の県内調査。

県立大学の法人化に向けて、午前中は県民健康科学大学との意見交換です。

平成30年度を目途に「1法人2大学」とすることで準備が進められることになっていますが、健科大の高田学長からは、法人化によって柔軟な対応と中長期的な大学の活性化が図れるのではないか、という前向きなご意見をいただきました。

今の公立大学の枠組みの中では、予算の使い道が費目まで決まっていて、しかも一年で使いきらなければならないところを、法人になれば大学の判断と責任で予算配分が可能になるだろう。また現在は健科大と女子大それぞれで大学の事務作業を行っていますが、小規模な大学ではそれも大変な作業なので、法人化によって共通する事務作業を一つにできれば、大学は本来の学業により専念できるとのこと。

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二つの大学の個性を最大限に活かせるような形を作っていきたいですね。

健科大卒業生の群馬県内就職率がまだまだ低いのも気になりますが‥。法人化と合わせて、群馬県で投資した人材に、県内でしっかり活躍してもらえるような仕組み作りも考えないと!

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午後は県立女子大との意見交換。

文学部メインの公立大学は全国でも群馬だけといわれていますが、県立女子大は群馬学センターなど地域に根ざした貴重な研究も沢山行っており、歴史や文化を重んじる群馬の県民性が最も現れている学校です。

法人化を契機に、国際色豊かな大学を目指し、留学生会館などを設置していきたいとのこと。経営の理事長と教学の学長とがしっかりと連携できる組織にすることが重要で、そのキーパーソンの人事が一番の課題だろうというご意見もいただきました。

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両学長さんともに本当に熱意のある素晴らしい方で、県立大学で学ぶ学生たちが羨ましく思います。1法人2大学の方針が決まったところで、群馬らしい大学のあり方を具体的に作り上げていく段階に入りました。