小川あきら です。
県外調査2日目は、東京ビックサイトにお邪魔しました。
ちょうど明日から開催される雑貨・文具EXPO、ライブイベント産業展の準備中でした。
国内の大規模展示会は、80000㎡の展示場をもつこの東京ビックサイトの独り勝ちとなっています。
雑貨・文具EXPOには、30か国1900社が出店し、8万人の来場を予定しているとのこと。
展示会主催会社のリードエキシビジョンジャパンからは、
・ビックサイトは80000㎡が2つの会場に分かれていることや空中廊下、高い天井など無駄な作りが多いこと、会議室が合っといて気に少ないことなど、使い勝手が悪い。
・展示会を開催するには、シンプルな10万㎡以上の建物(まさしくハコ、お金はかけなくてよい)があれば足りる。
・コンベンションやMICEといったはっきりしない概念ではなく、展示会都市というコンセプトを明確に。
・中途半端なものを作るなら、やめた方がよい。
というご意見を頂きました。
PCOの皆さんは、ビジネスとしてはっきり意見をくれるので非常に勉強になります。
さて、高崎競馬場跡地のコンベンション施設計画ですが、今回の調査を通じて
・展示場16000㎡では、展示会をメインとした施設とするには規模が小さすぎること。
・近隣住民や幹線道路の利用について課題が残ること。
・ホテルの併設が必要なこと。
・コンベンションの利用だけで黒字にするのは極めて難しいこと。
・中途半端なものにするのであれば、やめた方がいいこと。
がわかりました。
今後も県民の皆さんからの意見聴取などを通じて、計画自体をどうするのか考えていきたいと思います。