小川あきら です。
今日は、特別委員会の開催日。
私は今年度は、社会基盤づくり特別委員会に所属しています。
この委員会は、公共交通のありかたや、中心市街地のまちづくり、中山間地域のまちづくり、コンベンション施設整備に関すること、企業や首都機能のバックアップ機能誘致に関すること、防災に関することを所管する委員会で、審査の範囲が本当に広い委員会です。
その中でも、本日は、高崎競馬場跡地に設置を予定しているコンベンション施設について、企業や首都機能のバックアップについて、中心市街地のまちづくりについての3点に絞って質問させていただきました。
コンベンションについては、先日FBで多くの方から「必要ない」という意見をいただいたこともあり、本当に、今の群馬県にコンベンション施設を建設する必要性があるのかというこころからの議論になります。
県のコンベンション建設計画では、この施設の目的はまず第一に大規模な展示会や見本市を行うということにあるます。しかし、大規模な展示会は、東京ビックサイトへ一極集中しているのが現実で、施設を作って群馬県で何件くらいの開催を目指しているのか、どのように群馬に誘致するのかについては、明確な答弁はありませんでした。
また、展示会の開催だけではなくて、国際会議やコンサートなど中小規模の需要も拾っていきたいということですが、国際会議についても施設を作ってどのくらい見込めるのかについては、「はっきりとは言えないが可能性は広がる」という答弁。
そもそも群馬県で国際会議が開催されているケースもあるので、国際会議の件数が少ない理由が施設がないからなのかどうかも不明確です。
また、コンベンションを設置すれば、年間107万人が来場し、200億円の経済効果があるといいますが、世界や全国から宿泊で来場者がくる場合と、コンサートや地域重要で日帰りの利用の場合とでは、間接効果を含めた経済効果に大きな差があります。
建設するとなると280億円以上の税金をかけることになるので、1年間をかけて、しっかりと中身を審議していくことが必要です!
中心市街地のまちづくりについては、是非、学生や若者がまちづくりにかかわる仕組みを作ってほしいと要望させていただきました。