小川あきら です。
本日、決算特別委員会が開催され、
平成23年度の歳入歳出決算等の認定が決定しました。
各会派代表者から、多項目の質疑がなされましたが、
とくに、爽風の茂木県議が取り上げた「バリアフリーぐんま障害者プラン4」の
達成状況と今後の取り組みについては、私も同じような意見を持っていたので、
そのとおり!と思って質疑を聞いていました。
ハンデを持った方々の政策で一番の課題になっているのが、
どうやって自立を支援していくかということです。
近隣の県と比較したときに、群馬県は、
一般企業への就職が困難な方に就労の機会を提供する就労継続支援事業所のうち、
雇用型(A型)の数が少ないこともは、多くの方からご意見をいただいているところです。
新しいプランを立てるときには、そういった当事者のニーズをしっかり把握していただき、
高い目標を持って取り組んでもらいたいと思います。
また、共産党の伊藤県議の米軍機の飛行訓練に関する項目や
高校の地学専門教諭の配置などについても、とても大切な質問だと思いました。
防衛省に全国から寄せられた苦情件数のうち、群馬が4分の3を占めている、
というのはやはり衝撃的な数字だと思います。
地学専門教諭については、教育長の答弁で、
「多くの学生は大学受験のために選択科目を選ぶので、そうすると、
地学を選択する学生はほとんどいない」というような趣旨の発言がありました。
競争社会、学歴社会からの転換が提唱されてはいるものの、
社会の在り方はなかなか変わらないのだなぁ、と少し残念に思いました。
明日・明後日と議案の最終検討を行い、19日が今議会の最終日となります★