小川あきら です。
先日衆議院に提出された「脱原発基本法案」。
「2025年3月11日までのできるだけ早い時期脱原発を実現させる」
という内容のこの法案について、勉強会が開催されました。
講演者、社民党の福島みずほ党首と、その夫の海渡雄一弁護士で、
法案提出までの動きや、法案の内容についてお話をしてくれました。
ご夫婦でこういった場に登場するということは、ほとんどないらしく、
いつもとは違った雰囲気のお二人を拝見させていただきました。
政府の方針でも、「2030年代に原発稼働ゼロ」という政策目標が掲げれれていますが、
現実的に考えなければならないのは、今の原発関連産業に携わっている何万という雇用を
どのように別の産業に転換していくかということだと思います。
みんなで意見を出し合って、しっかり考えていきたいです。
私も、放射能対策特別委員会の中での議論などを紹介させていただきました。
「三国志 英雄ここにあり」という小説で、諸葛孔明という人は、劉備玄徳に仕えるにあたり、私心なきことをしめすため妻子を殺害した、と柴田錬三郎は書いていますが、全くの創作と思われます。柴田氏の小説は英雄による母殺しのテーマが散見し、類型化もされているような気もしますけれど、この小説のエピソードは、究極の政治家とは何かを考えさせるものがあります。
小川あきら先生は、女性ですので自分の妻子を殺すことはないので、関係のない話かもしれませんけれど。