小川あきら です。
今日は、日頃連携している県議会議員・市町村議会議員の方々とともに、
ぐんま「まちづくり」ビジョンについての学習会を開催しました。
ビジョン(素案)は、人口減少と少子高齢化社会に対応するために、
効率的・集約的な都市構造への転換を図ろうとするものですが、
そもそも35市町村では、それぞれに違った課題を抱え、様々な対応をとっています。
ビジョンの策定にあたっては、市町村議会議員の皆様の意見を取り入れるべきと考え、
今回このような学習会を開催する運びとなりました。
意見交換の中では、公共交通の在り方や、県と市町村との連携の形について、
いくつかの市町村をまたがる広域交通についてなど、様々な提案がなされました。
現在約200万人の県人口は、2035年には169万人となり、
3人に一人は高齢者となると想定されています。
公共交通の衰退や買い物弱者の増加など、
高齢者に住みにくい街になってしまわないように、
ビジョンでは、公共交通の見直しをはじめ、街中への転居移転や、
市街地の空き家活用など、様々な具体策を提案しています。
しかし、単に、人口の増減や少子高齢化に対する対策ではなく、
子供も若者も高齢者も住みやすい、そして環境にも優しい街づくりとはどういうものかを
これを機に見直していくべきだと思います。