小川あきら です。
前橋市のHPで、「借金時計」の掲載がはじまりました。
借金時計では、市債残高や市民一人あたりの負担額が、
一秒刻みで変わっていく状況がわかります。
一人あたりの負担額は、2012年度末予算の市債残高から、
当初予算の借金残高を差し引いた「借金見込み額」を、
33万8118人(4月1日当時)で割りだして算出しています。
前橋市では、臨時財政対策債の借り入れにより、
一般会計の借金残高は増加しているものの、
臨財債を除く市債の発行を抑制しているため、市債は年々減少しています。
この仕組みを借金時計に表すと、
一般会計全体における借金は、1秒当たり約38円増えていく一方で、
臨財債を除いた市債は約108円減っていく‥。
財政の見える化につながる取り組みだと思います。
借金時計:http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/499/506/004/p009094.html
「借金時計」という題名は、漫画の名作「人間時計」に題名が似ています。中央大学出身のノンフィクションライター大泉実成氏らが、今では10万円以上する作品を文庫本として復刻したのです。もしかしたら、「借金時計」と命名した人はそれを知っていたのかも知れません。全くの当てずっぽうですけれど。
小川あきら先生には、こんなことを書くと全く余分な話かもしれないですけれど、大泉実成氏は、今 Wiki を見たら、東海村原発事故被害者の会の事務局長をしておられるそうです。