小川あきら です。
常任委員会二日目は、文教部門の審査です。
5月定例会の補正予算でも特別支援学校の整備資金が挙げられていますが、
群馬県では、特別支援学校の未設置地域に
平成24年度から3か年計画で設置推進をしていく位予定です。
H25年には富岡、H26年には多野藤岡、H27年には吾妻地域への開校をめざし、
地元地域の方との話し合いを重ねているところです。
今まで、富岡・藤岡地域の方々は高崎の学校まで通っていましたが、
分校が増えていくことで通学の負担が減り、児童にとってもよりよい環境が提供できるはず。
障がいを抱えた子供たちの支援は、学校の配置・整備だけではなく、
学校を出た後のつながりも非常に重要となってきます。
障がいを持った方の就労支援や、スポーツ振興支援、
障がい者施設の生産品の販路拡大支援など、
教育部門と福祉の部門とで連携した取り組みが必要です。
その他にも、高校へのエアコンの設置について、通学路の安全確保について、
キャリア教育について、小中学校の紹介テレビ番組について、
高校再編と男女共学化について、いじめ問題についてなど、
多岐にわたって議論がなされました。
昨年の産経土木常任委員会に比べて、事業内容が生活に密着しているせいか、
話題も身近な問題が多い気がします。
小中学校の紹介テレビ番組については、毎週火曜日の19時から、
群馬テレビで放送されていますので、是非ご覧いただき、感想を聞かせてください★
昔、高校の先生に聞いたのですが、(私の時代の)群馬県の高校が男女別学なのは、GHQの「日本の東半分」(ここは記憶があやふや)の教育担当者が比較的自由な考えの持ち主で、担当地域の日本人に共学・別学を選択させた結果だそうです。小川あきら先生はもちろん、そんなことはご存知でしょうけれど、別学を封建遺制などと言う人が出てきそうなので、書いてみました。
付け加えておきますが、私の世代の館林・邑楽地区の中学生は、少し成績が良いとほとんどと言っていいくらい足利市の高等学校に進学したのです。今は、太田市に行っているようです。小川あきら先生が茨城県の学校に進学したようなものでしょうか、わかりませんけど。