小川あきら です。
5月議会には、14件の事件議案が上程されていますが、
その中で一番注目しているのは、「群馬県水源地域保全条例」の制定です。
この条例は、水源地域の保全に関する施策を効果的に推進し、
水源涵養機能の維持増進を図るための基本理念や
関係者の責務を定めようとするもの。
全国で、外国資本による土地の買収や乱開発が問題になっていますが、
まさにそれに対応するための条例で、
森林の土地売買には、その面積にかかわらず、
売買契約の30日前までに事前の届け出を定める内容となっています。
群馬県は、森林面積、森林率ともに高く、豊かな自然に恵まれています。
尾瀬、利根川、上州の山などの豊かな自然や温泉やおいしい水などは
他県に誇れる群馬の魅力。
「知名度最下位」という不名誉なランキングが話題になったりもしますが、
大切なのは、県民の「ぐんま」に対する思いを醸成していくこと、
私たちがもっと自分たちの住む地域に対して誇りを持って、
群馬の魅力を守り、引き継いでいくことだと思います。