古墳と観光

小川あきら です。

作日は、産経土木常任委員会が開催され、

本年知事が力を入れている東国文化(古墳文化)について、

観光振興の観点から調査を行いました。

まず訪れたのは、『かみつけの里博物館』

かみつけの里博物館は、国指定の保渡田古墳群を中心に整備された考古博物館で、

5世紀後半の埴輪や当時を再現した模型が展示されています。

八幡塚古墳は当時のままの様子を復元してあり、

古墳というと、なんとなく土に覆われているようなイメージがありますが、

本来は石張りであることが一目でわかります。

(そういえば、天皇家のお墓も確かに石張りですね。)

出土品から、当時どのような人が住んでいたのか、

大陸とどのような交流があったのか、など貴重な歴史を学ぶことができ、

また、埴輪作り体験もできるので、週末には多くの人が訪れているとのこと。

ただし、やはり「お墓」ですから、これだけで人が呼べるかというと率直に言って難しいのかな‥。

    

    

つづいて、上野国分寺跡にお邪魔させていただきました。

大正15年に国の史跡に指定された国分寺跡は、7重の塔を有した大きなお寺です。

現在は、県の教育委員会により、金堂や塔の基壇と築垣の一部が復元されていますが、

人が立ち寄って楽しめるようには整備されていません。

ガイダンス施設のリニューアルとともに、史跡全体を公園のように整備することが必要です。