小川あきら です。
前橋市長選が終わり、休む間もなく、本日から2月議会が始まりました。
本議会では、平成24年度の予算案を中心に審議が行われる予定です。
先日発表された予算案。
平成24年度の一般会計予算額は、6653億8800円です。
「群馬・元気増進予算」と呼称される積極型予算です。
ちなみに、県債残高(臨財債含)は1兆1300億円。
県民一人当たりに換算すると56万円の負担となっています。
群馬の元気を増進する予算組になっているか、これからじっくり検証していきますが、
私が気になった部分を何点かご紹介します。
●保育所緊急整備(保育所17箇所で合計130人の定員増)
●救命救急センター‥前橋赤十字・高崎総合医療センターに加え、総合太田病院を指定。
●救急搬送システム導入(搬送時間が平均34.3分→2分に短縮)
●がん診療連携拠点・推進病院を5病院→8病院へ。
●障害児・障害者の歯科医療体制の充実
●特別養護老人ホーム170床整備
●認知症サポーター養成・若年性認知症対策
●ぐんまちょい得シニアパスポートの導入
●スクールカウンセラーの増員
●空間放射線量の測定体制強化
●県立学校の耐震化
などなどです。
さて、今日は、本会議の前に、群馬交響楽団による県議会議場演奏が行われました・
毎年恒例の演奏会だそうですが、群響の演奏に、ただただ感動。
音楽も芸術も、やはり直に触れると心に響きます。
文化や芸術はお金にならない、という人もいますが、
しかし、情感豊かな人を育てるには、
「お金」以外のものさしをどれだけ持っているかの方が圧倒的に大切だと思います。
私の職場で回りにいる人は、生存するための金を得ることだけで一杯です。経済的に結婚などできない人が多いです。恐ろしい話で恐縮ですが、今日、朝の朝礼で、昨日会社に入って3ケ月目の人が、機械で指を切断したと、150人くらいの従業員の前で、比較的若い管理職が当たり前のように言ってました。この会社は、元県会議員が創業した会社で、それでも賃金が高いので、海外移転を計画しています。小川あきら先生に言っても、どうしようもないことですけれど。
自分のいる会社の悪口みたいになってしまいましたが、ある意味では命がけの職場ですので、働いている人に人間的暖かみを感ずることがあります。働いている人は、こんな(貧乏な)会社が海外移転などできるわけがない、とも言っています。
小川あきら先生は、映画通だからご存知でしょうけれど、群馬交響楽団は、戦後の荒廃した時期に「ここに泉あり」という映画で全国的に有名になったそうです。私は見ていないですけれど、小学生の時、学校に来て楽器の説明などもしてくれました。
熊は、人間と同じように雑食で、川で鮭を食べるのを好むのもいるし、木の実を好むのもいるし、いろいろだそうです。
私が県庁にいたとき、当時の小寺知事は、自分と同じ東京大学出身の映画監督に「眠る男」という映画を作らせ、椎名誠に講演させ、所属長会議の時には、ピアニストに演奏させ、私がやめた後も、新聞で読んだのですが、県庁の敷地内に東京芸大の教授に何かを作らせ(私は何か忘れましたけど、今でもあり小川あきら先生はいつでも見ていると思います)、それが誰かによって傷つけられた、ということがありました。知事自身、職員の前で「ふるさと」をハモニカ演奏し、知事をやめた後は、参議院議員に立候補するため、歌手の「尾崎豊」が好きな県会議員(議員になる前、歌手の名前を県職新聞に載せた)を選挙カーに乗せて運動しました。
私自身は、椎名誠は、好きなのですが、最近、youtubeで見たのですけれど、アサヒカメラとかいう写真雑誌に載せられている椎名氏の地理的文章は、出鱈目で電車の乗り継ぎなど不可能なことが書いてあり、これは、ゴースト・ライターが書いたものだろう、と非難しているようなコメントがありました。また、別の話ですが、昔は防音設備が不備だったので、ピアノ騒音殺人というのを新聞で見たことがあります。自分のことばかり書きますけれど、私は、映画をほとんど見ませんし、「尾崎豊」のような日本のロックもほとんど聴きません。米英のロックは、声が大きいので英語の学習に使いますけれど。
政治家が、芸術のことを言い出すと、あまりいいことはないようです。麻生元総理は、マンガ図書館だかの施設を言っていましたが、選挙で大敗しましたし、クリントンもサックス好きを言っていましたが、スキャンダルにまみれ、ヒトラーは、自身を芸術家と見なし、ワグナーを広めましたけれど結果は、周知のとおりです。
小川あきら先生が、文化や芸術にかかわることについては反対しませんけれど、人の好みは、熊のように多種なので、相当慎重に行われることを希望します。
高崎地区選出の県職組合からの票を集めたGKという県会議員がいます。最初は、県職員として館林土木事務所に入って来て一部私の仕事を引き継いだのです。私から見ると、非常に生意気な男で、豪雨時には、栃木県側の渡良瀬川の雨量計を記録するのですが、自分でやってみて、「すげえ、シュール」と言っていました。後で考えると、この男は、早稲田大学商学部で、会計のことを勉強してきたので、地域行政のことは理解していないにではないか、と感じています。それで、田中正造を尊敬しているなどとホームページに書き込んでいるのは、あきれた話です。田中正造は、隣の佐野市の人間です。また。私が別の雨量計の数字を集めていると、インクがもったいない問いって、プリンターを止めてしまいました。恐らく総務課長の指示なのでしょうが、この総務課長も横浜国大を出ていながら、ひどい男で、大雪の日には、女の子を自分の車に乗せて早退してしまったり、勤務時間中にイヤホーンを耳の中に入れっぱなしで、恐らく、株情報を聞いていたのだと私は思います。この総務課長の助言でGKは、組合活動をするようになったのです。組合が強くなれば、管理職の給料も上がりますから。
私が地元の土木事務所に配属になった時、桐生土木事務所からも配属がえの職員が5~6人こちらに来ることになったのですが、館林土木事務所の歓迎会に出席した人は一人もおらず、桐生市の送別会に出席したのです。普通は、新しいところに出席するのが常識なのに。GKも同じように館林のような田舎にいることは嫌で、必死に活動したのでしょう。
人間の嫌な面ばかり書いていますが、総務課長もいい面もあるのです。しかし、行政は仕事ですから、たとえば、私が小川あきら先生の女性センターの記事を読んだり、婦人会館の記事を読んで、リベラル群馬の人達が、福祉行政の実務を知っているのか。民生委員を知っているのか等、行政上の疑問符が、私にとって特にGK対しては大きいのです