月一常任委員会

小川あきら です。

今日は、月一常任委員会でした。

8時45分から、県議会で委員会を行った後、

おとなりの埼玉県へ‥。

関東地方整備局で、東日本大震災の被災状況と

利根川の治水・利水に関する現状について説明を受けました。

沿岸の津波の被害とともに、液状化による被害も大きかった関東地方。

液状化により河川の堤防が被災した場所もかなり多く、

堤防の液状化対策も今後の課題となっております。

利根川の治水・利水については、基本高水の説明がありました。

伊勢崎の八斗島地点の基本高水は22000トンと設定されており、

これに基づいて、現在八ッ場ダム計画が進められています。

1947年のカスリーン台風では、利根川の堤防が決壊するなどして

約1100人が亡くなりましたが、これを受けて、

上流にダムを造って洪水を防ごうと、1952年に構想されたのが八ツ場ダムです。

当時、八斗島の観測所では流量が計測できなかったのですが、

① 利根川本川の「上福島」、② 烏川の「岩鼻」、③神流川の「若泉」の

3地点の観測流量がそのまま流下したとすると、

八斗島では①②③を合計した17000トンの水が流れたと推定できます。

さらに200年に1度の洪水に備えるとして、八斗島の基本高水は

22000トンと設定されました。

ただ、カスリーン台風の際には、我妻川上流にはほとんど雨が降らなかったので、

八ッ場ダムがあったとしても八斗島地点での流量は変わらなかった

といわれています。

八ッ場ダムの建設再開には、利根川の河川整備計画の策定が条件となっていますが、

これについてのスケジュールはまだ検討中とのことでした。

    

その後、埼玉スタジアム2002の施設を調査しました。

正田スタジアムもJリーグ基準に対応させるため改修を進めているところですが、

やはり、J1のスタジアムとは規模が違いすぎるかな‥。

    

月一常任委員会」への1件のフィードバック

  1.  すごい大規模な文章ですね。大規模といえば、私の家から車で15分くらいのところへホンダというショッピングモールができたためか、明和町のフジマートというスーパーが明日1/31で、閉店になります。車の免許を持たない年寄り夫婦などが、困った困ったと言っています。
     私の今通勤している道に、かなり大きな看板で「明和町 梨の里」というのがあるのですが、数えてみると道から見える梨畑は5軒しかありませんでした。そういえば、私は中学生のときは、クラブ活動で走っていると、ここは柵から道にはみ出した梨がたくさんあったな、と思いだしました。そんなことはしないけれども、取る気だったらいくらも取れたくらいでした。
     地域社会の崩壊という言葉が、現実味を帯びてきたようで怖くなります。

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