特別委員会

小川あきら です。

今日は大規模震災対策特別委員会が開催され、

県の地域防災計画の見直し素案の検討などを中心に議論されました。

この地域防災計画の素案に対しては、昨日までパブリックコメントを募集していましたが、

寄せられた意見は2件だったとのこと。

もっと多くの県民のご意見を聞けるように工夫が必要かもしれません。

素案の中では、今回の震災の経験を活かして、

災害時の燃料等の確保について、県内への被害者の受け入れについて、

要援護者などの対応について、女性の視点に配慮した対応について、

など、多岐にわたって変更が加えられました。

時間の関係上、十分な議論ができなかったのが残念です。

今後も、関連する各機関・団体などと協議して、

よりよい形の防災計画を作っていきたいと思います。

私は、特に、ボランティア団体や青年会議所などとの連携を

より一層深めてもらいたいと要望しました。

今回、支援物資の運搬について、ボランティア団体や青年会議所から

「ぜひ手伝わせてほしい」との申し入れがありましたが、

支援物資を民間団体に渡すということが難しく、

うまく連携が取れなかった部分があります。

有事の際には、物資の運搬以外の部分でも

いろいろと協力してもらえる部分があると思いますので、

事前に協力体制を作っておくことが大切です。

支援物資については、9月の一般質問の時には、

4トントラック20台分の物資が残っていましたが、

その後、宮城県や岩手県などに物資を運搬し、

現段階では、4トントラック7台分を残すのみとのこと。

支援物資の運搬には、どの地域でどのような需要があるかを、

ボランティア団体などから情報提供していただきました。

本当にどうもありがとうございます。

そのうちの一つ、伊勢崎市の「からっ風赤城っ子」さんの活動が

今日の上毛新聞で取り上げられていました。

毎月被災地へ炊き出しや物資運搬をしてくれています。

やはり人の優しさが、一番の復興の原動力になります!