社会保障と税の一体改革の行方

小川あきら です。

今日は、群馬県地方自治研究センター主催の公開シンポジウム

『社会保障と税の一体改革の行方』にお邪魔してきました。

慶應義塾大学教授・金子勝さんの基調講演の後、

金子さんと、前参議院議員・峰崎直樹さん、群馬県市長会長・清水聖義さんの

パネルディスカッションが行われ、

社会保障と税の一体改革についての課題や、自治体がどのように対応すべきかなど、

個性的な3人のパネルストの舌戦に、わかりやすく、面白く、勉強させていただきました。

金子勝さんの講演会には何度か参加させていただいていますが、

ユーモアを交えながらも本質を突いたお話は、とても良い刺激になりました。

特に、「これからは、女性の社会進出が、鍵になる。

保育、子育ての環境を整えると、女性が社会に進出しやすくし、

女性の雇用を増やしていくことで、財源の確保や、

国民一人ひとりが安心できる仕組みを作ることができる」という部分が印象的でした。

政府のTPPへの参加表明がなされましたが、

40兆円の税収で90兆円の歳出をしている現状を踏まえて

今後、どのような国・地域にしていくべきか、

国民一人ひとりがしっかりと考える必要があります。