県外調査①日目

今日から3日間、県産品需要拡大特別委員会の県外調査で秋田と青森にお邪魔します。

秋田杉が有名な秋田県は、県産木利用の先進県。
県産木利用促進条例の制定や取り組みについて伺いました。

群馬県では、木造の大型建築の設計ができる人材が少なかったり、県産木を使うとコルト高になるという理由で、公共建築物・民間建築物における県産木材の利用が中々すすんでいませんが、さすが秋田!利用の仕方が徹底しています。

県の公共建築物は、原則木造、木造ができない場合には内装の木質化、それもできないという場合には、なぜできないかの理由を付して説明しなければ予算がとれないとのこと。

民間住宅においても、戸建ての木造住宅がもともと多いので、どうせ使うなら県産材をという県民の皆さんの意識も高いようです。(それを促すポイントも実施しています。)

他にも、ウッドファースト県民運動の推進(体験イベント等の開催)、県産材利用の顕著な団体・個人の表彰、木造施設の優良事例をWeb上で紹介、木育の推進、木材加工企業に対する支援、人材育成や技術アドバイザーの設置、学生を対象にした設計コンペの開催など、様々な取り組みが行われています。

素材生産量も群馬の約3倍。東北の力は偉大です。