前橋市の課題

小川あきら です。

今日は、前橋市の知事への要望に同行しました。

継続案件のほかに、

①地方創生の推進について

②新たな道の駅の設置について

③日赤病院の移転整備と跡地利用について

④群大病院の特定機能病院再承認の早期実現について

⑤重要水防箇所の整備について

⑥緑の県民基金事業の基準改善

など、新規の要望も追加。

市と県との関係になると、『ハードの整備は県で、ソフトは市で』といった色合いが強くなる気がします。

赤城山振興に関する項目(前橋赤城線の北城逮捕奥の整備、大沼湖畔の整備)やオリンピック・バラりんピックの誘致、教職員配置の充実にもしっかり取り組みたいですね!

 

全国に先駆けた中山間地域対策。

小川あきら です。

続いて、高知県庁にて、全国でも先進的な取り組みをしている中山間地域対策についてヒアリング。

高知県は、平成2年から人口の自然減に突入し、全国よりも15年も早く人口減の状態に陥っているそうです。人口減少、高齢化社会、経済の縮小等の負のスパイラルに対応するため、すべてにおいて人口減少問題を基軸に県の施策を立てているとのこと。

今回はその中dめお、全国に先駆けて先進的な取り組みをしている中山間地域対策(「中山間対策の充実・強化」と「日本一の健康長寿県ふくり」)について伺いました。

高知県では、県土の93%、34の市町村のすべてが条件不利地となっており、県全体が中山間地域・過疎地域となっています。

都市部ではよくコンパクトシティーという話を聞きますが、人口減少や高齢化が進む過疎地域の集落では、「小さな拠点・コミュニティヴィレッジ」づくりが重要で、高知県では、県が主体となって、公民館や廃校となった学校などを活用し、住民が自ら生活や防災・福祉・交通などの課題を解決するための『集落活動センター』を設置しているそうです。

集落活動センターには、年間最大1000万円を3年間助成し、立ち上げや活動の支援、人的な支援も行っているとのこと。

現在は17か所ですが、10年で130か所を目指して、県全体で集落再生の拠点を作る方宇伸で、中山間地域対策を市町村に丸投げしないために、地域支援企画員として、各市町村に1人以上(合計65名)の職員を出向させ、人的な支援体制も素晴らしいとしか言いようがありません。

合わせて、地域福祉の拠点となる『あったかふれあいセンター』を設置し、子供からお年寄りまで、年齢や障害の有無にかかわらず、困りごとに対して必要なサービスを受けることができる拠点を整備。

あったかふれあいセンターは制度の隙間を埋めるサービスを行えるのが特徴で、例えば買物難民対策については、買い物代行、商店による配送・訪問サービス、買い物の送り迎えなど、あらゆるにーうに対応できるようになっています。
(補助事業などでは、どれか一つに対する補助がほとんどなので、多様なニーズに対応できる仕組みは珍しいと思います。)

あったかふれあいセンターは現在29市町村に43か所設置されています。

群馬県も7割が中山間地域で、議会の中でも中山間地域対策を提案したりしていますが、中々具体的な取り組みに結びついていないのが現状です。

高知県のように思い切った政策が必要ですね。

さて、帰りの空港では、吉田茂総理の銅像がお見送り。

持ち帰るものがたくさんあった高知の政務調査でした。

アテンドしてくれた高知県議のみなさん、ありがとうございました。

 

 

竜馬の国へ。

小川あきら です。

今日・明日と高知県で政務調査。

初めての高知ですが、空港の出口でさっそく坂本竜馬がお出迎え。

初日の今日は、高知県事業承継・人材確保センターにお邪魔しました。

高知県は廃業・解散する企業の割合が全国平均よりも高く、世代交代できずに存続できない企業が増えれば、県内の雇用が確保できず、県経済の地盤沈下が家族している状況なんだとか。

これは高知県だけではなく、遅かれ早かれ多くの地方が今後向き合わなければならない課題です。

事業引き継ぎ支援センターは各都道府県に設置するように国から要請されている機関ですが、高知県の特徴は、①相談体制が充実していること、②人材確保でまワンストップで支援していること、③常駐アドバイザリーが設置されていること、などです。

センターは、高知商工会議所に委託され、金融機関やM&A会社、人材ビジネス会社などから派遣された専門家らが無料で相談に応じてくれます。

実際に事業計画を立てたりするときには、コンサルや会計事務所に依頼することになりますが、その際には上限100万円の補助(事業承継等推進事業費補助)があるそうです。

7月10日のオープンからすでに事業承継の相談が44件、人材確保の相談も25件あり、出だしは順調とのこと。

少子高齢化に伴う人口減少社会においては、人材確保のための対策も必要ですね。

それにしても高知県、どこにいっても維新の志士とアンパンマンが…。

高知駅の前にも大きな坂本竜馬像がありました。

 

県政報告会を開催しました。

小川あきら です。

2期目になってから、初めての県政報告会を開催いたしました。

多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございます。

国政でも、地域でも、様々な課題があるからこそ、

困難な時代だからこそ、みんなで顔を合わせてワイワイガヤガヤ、

色んなアイデアを出すことが重要だと感じています。

政治を他人事ではなく、自分事にして、

しっかりと地域の未来について考えていきたいですね。

そして、集会や報告会のたびに実家から駆けつけてくれる両親に感謝。

親孝行できるように頑張るからね!

デハ101に乗って。

小川あきら です。

昨日は、超党派の県議会議員2期生の会で上毛電鉄を視察。

同期の研修会は4年前の初当選のころから続けており、自分の選挙区のことだけではなく、県内全域の課題や先進事例を勉強し、新人議員の見識を高めようと始めたもの。

2期目となりましたが、今度は2期生として議会の中でさらに深い議論を行えるように、しっかりと学ぶ機会を作っていきたいと考えています。

特に公共交通のあり方は、近年の大きな課題。

便利さだけを求めると、群馬の場合にはどうしても車移動がメインになってしまいますが、公共交通を利用する楽しみや環境への配慮など、新しい価値を生み出していくことが必要ですね。

今回は、上毛電鉄の社長さんからもご挨拶をいただき、乗降者数の推移や、乗降者数を増やすための取組等についてお話を伺いました。

季節ごとの企画列車(水族館列車や風鈴列車など)や好評のスカイツリーツアー、そしてデハ101の貸切など、社員総出でアイデアを出し合っているとのこと。

自転車と一緒に乗れるのもいいですよね!

デハ101のレトロな雰囲気と車窓からの景色の流れに子どものようにはしゃぎつつ、県内の公共交通のあり方や、LRTの導入など夢のある話に花を咲かせました。