鳥獣被害対策支援センターの調査。

小川あきら です。

決算特別委員会の現地調査で、鳥獣被害対策支援センターにお邪魔しました。

こちらは、野生鳥獣による農作物・林業被害を軽減させるため平成22年に設置された施設です。

県内ではカモシカによる嬬恋キャベツ被害、利根沼田地域の熊の剝皮被害、赤木山麓のシカの被害など、年間で約10億円の農林被害が生じています。

赤城山麓では、140m×75mの大型囲いわなによるシカの捕獲実証実験を行っていますが、先日も新聞で報道されたようにまだ1頭も捕獲ができていないそうです。

大型囲いわなの近くまでシカは来ているらしいのですが…

それだけ対策が難しいのがこの鳥獣害。

計画的な捕獲とともに、森林や里山整備も重要です。