協同まつりin群馬

小川あきら です。

2012年は国際協同組合年。

本日、ワーカーズコープさんの主催で、『協同まつりin群馬』が開催されました。

協同労働の協同組合とは、働く人々・市民が、みんなで出資し、

民主的に経営し、責任を分かちあって、

人と地域に役立つ仕事をおこす協同組合です。

アメリカやヨーロッパでは広く認められている協同労働という働き方は、

日本ではまだ法律が整備されていないため、認められていません。

確かに、「労働者」というと、

誰かに雇用されるという風に考えるが多いと思いますが、

実際には、任意団体やNPOなど雇い雇われるといったかたちではなく、

仲間同士で同じ立場で働いている人たちも多く存在します。

ただし、任意団体やNPOでは、活動が制限されることも多く、

法制化によってこういう新しい働き方を認める必要があるのです。

今日の協同まつりは、法制化に向けて、

各地でネットワークを作っていこうという趣旨のもの。

私も恥ずかしながら、今回このお祭りに参加して、

初めて協同労働という働き方を理解しました。

まずは、多くの人に知ってもらうことが大切ですね!

会場では、高崎経済大学副学長の大宮さん、JA群馬中央会の池田さん、

生活協同組合連合会の中島さん、社会福祉法人明清会の小暮さん

労働者福祉教具会の加藤さん、日本労働者協同組合連合会の玉木さんらによる

シンポジウムの他、八木節踊りやだんベー踊りの発表が行われ、

交流広場では、各種団体の模擬店が出展されていました。

お土産に、社会福祉法人ゆずりは会の皆さんが作った、

天然木のミニカーと入浴剤を購入★