支援物資のその後。

小川あきら です。

今朝のモーニングバード(テレビ朝日)で、

善意の支援物資が各地で余っている状況について取り上げられていました。

愛知県では、県の管理する倉庫内に、県民から集められた紙オムツや生理用品など

支援物資のダンボール約6000箱が置かれているそうです。

保管施設のパンクなどを理由に受け入れを断っている被災自治体もありますが、

岩手県釜石市の仮設住宅で暮らす人々には十分な支援物資が行き届いておらず、

被災者への分配が理想的には行われていないというニュースです。

そして愛知県とともに、支援物資が大量に保管されていると紹介された群馬県。

群馬県でも、4トントラック20台分の物資が、今も保育大学校の跡地で保管されています。

県の支援物資の輸送状況については、

3月85トン、4月47トン、5月20トン、6月4トン、7月2トン、8月2トンと、

送っている物資の量もだんだん減ってきています。

先日の一般質問でこの問題を取り上げてから、

被災地の支援をしているボランティア団体の方々から、

「支援物資を必要としている人たちがいます。」という情報をいただきました。

ボランティアの皆さんは、直接仮設住宅や自宅非難の方と接しているので、

一人一人の具体的なニーズを把握することができます。

こういった情報もしっかり集めて、小さな声にもしっかりと答えられるように、

県の方でも取り組んでいってもらいたいです。

県民の皆様から集められた物資が、いつまでも残っているのは本当に悲しく思います。